憧れのローズガーデン。
小さな庭で、無農薬のバラ栽培を、他の植物と織り交ぜながら育てています。
初心者が失敗をしながらの、栽培日記『12月編』です。
冬になったのに、バラが葉を落としてくれません。
バラの葉を切って、休眠を促したいと思います。
目次
1-12月になったのにバラが休眠しない
我が家は関東の暖地です。
近年の温暖化の影響もあって、バラがなかなか休眠してくれません。

師走になって、水やりの回数も減らしています。
だいたい一週間に、一度の水やりです。
でもなかなか、葉を落としてくれません。
バラの休眠期は、品種や日当たりなどによっても変わってきます。

今月、お店から新しくお迎えしたバラです。
しっかり葉が無くなっています。
この状態が理想的ですね~。
しかし、このバラが育った場所は、もう少し寒い場所です。
我が家のバラも、せめて年内には眠って頂きたいです。
2-バラの葉を切って休眠をうながす
年末が近づいてきて、寒い日も増えてきました。
今年もけっこう遅くまで、暖かい日が続きました。

ツル薔薇の『ホワイトクリスマス』です。
この場所は北風が吹き抜ける場所なので、葉はカサカサしています。
我が家で一番、眠そうな子たちです。
しかし、葉を引っ張ってみましたが、半分も取れません。

手で簡単に取れない葉は、ハサミで切ります。
ハサミは『薔薇ひとつひとつおき』に、きちんと消毒をします。
残った付け根の『葉柄(ようへい)』は、薔薇が必要ないと判断して、枯れて落とします。
下に落ちていたら、後で拾っておきます。
落ちた葉や茎を放置すると、病原菌の越冬場所になります。

氷をつかむ『トング』があると便利です。
小さいサイズが使いやすいです。
この道具は、雑草を見つけた時にも使っています。
すっきりして、冬越しの準備ができました。
ミセスアイリスクロウも、部分的には葉が変色しています。
手で取れる場所は、むしって取ります。

トゲがありますので、皮手袋はした方がいいです。
取れない葉は、やはりハサミでカットしました。
冬剪定は1月か2月の予定ですが、枯れた枝を見つけたのでカットしておきました。
茶色になっている枝は、枯れています。
冬に枝が赤くなる品種もあるので、注意が必要です。

ツル薔薇のユキコも、同じように葉を切ります。
こちらもすっきりしました。
3-バラの休眠期の水やりの仕方
休眠期のバラも、少しずつ水を吸い上げています。
この時期のバラには、フシに赤い芽があります。
しかし、水分を蒸発させる葉が無いので、たくさんはいりません。
我が家では一週間おき程度に、暖かい日中に、水やりをしています。
日当たりなどの環境によりますが、冬は乾燥しているので、10日おきでは長すぎる感じがしました。
水やりの時は、株元にたっぷり与えます。
夕方から水やりをすると、凍ってしまうので、注意が必要です。
4-バラの休眠期の肥料の与え方
休眠期のバラには、肥料は必要ありません。
成長しないからです。
我が家のバラの、年内最後の肥料は、11月の終わりに与えました。
ちょっと遅すぎたようです。
確かに迷ったんですよね~。
バラが休眠しない原因にもなるので、今年の反省点です。
来年からは、最後の肥料を迷ったら、薄めの液体肥料にする事にします。
『液体肥料はキレがいいから便利』と聞いていましたが、意味がやっと分かりました。

あとは、株元をマルチングと呼ばれる物でおおって、防寒対策をします。
マルチングは病気予防の目的もあります。
植木鉢を重ねて、二重鉢にする防寒対策もありますが、ホワイトクリスマスの場所以外は、風が当たらないので、今回は見送ります。
今回使用した道具
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- 芽切ハサミ:ホームセンター
- 皮手袋:通販
- マルチング:通販
- アイストング:100均
- ジョーロ