カロライナジャスミンの栽培記録!丈夫で【初心者】でも育て方が簡単

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常緑樹で黄色の花が華やかな『カロライナジャスミン』。

丈夫で手間が掛からず、初心者にも育てやすい『つる性植物』です。

夏の間に伸びる『つる』は密に育つので、『緑のカーテン』にする事もできます。

カロライナジャスミンの剪定、切り戻し、植え替えから挿し木などの栽培記録です。

目次

1-カロライナジャスミンの育て方

カロライナジャスミンは、春に黄色の花をたくさん咲かせます。

日当たりの良い場所であれば、地植えでも、鉢植えでもよく育ちます。

苗は春に出回る事が多いです。

アメリカのカロライナ州原産の常緑樹で、花の香りが『ジャスミン』に似ている事から、『カロライナジャスミン』と呼ばれます。

しかし、ジャスミンティーに使う『ジャスミン』とはまったく異なる植物です。

花も根も植物全体が毒を持つので、食べられませんので注意が必要です。

毒はありますが、食べなければ特に問題はありません。
剪定や植え付けで、素手で持つのは大丈夫です。

カロライナジャスミンの画像

つるが数メートルも伸びるので、フェンスなどに絡ませても素敵です。

関東などの暖地では、屋外で冬越しができます。

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2-花が終わってからの『切り戻し』のやり方

カロライナジャスミンの画像

春、『カロライナジャスミン』の苗を購入しました。

花が咲くのは、春の4月~6月ごろです。

カロライナジャスミンの画像

花が終わってきました。

カロライナジャスミンの画像

花の後、伸びたつるを支柱から全て外します。

カロライナジャスミンの画像

株元の、新芽や葉のすぐ上で、剪定します。

カロライナジャスミンの画像

切り戻しができました。

株元は葉がない場所もあります。

カロライナジャスミンの画像

葉が無くても『新芽が出ている場所の上』で、切るようにします。

カロライナジャスミンの画像

全ての枝を、同じ位の長さで切ります。

カロライナジャスミンの画像

残すのは割りばしより、やや短い長さです。
だいたい15センチ程度です。

細過ぎる枝も、つけ根からきれいにカットします。

伸びすぎた枝を切って短くし、形を整える事を『切り戻し』と言います。

その後、夏に新しく伸びたつるに、翌年の春に花が咲きます。

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3-カロライナジャスミンの『植え替え』の時期

カロライナジャスミンの植え替え時期は、一般的に3月位、または秋と言われています。

しかし花の前と、つるが伸びてしまった後は、植え替えに手間がかかります。

私は花が終わった後に、切り戻しと一緒に植え替えもしています。
今まで特に問題は起きていません。

根のまわりが早いので、年に一度、植え替えを兼ねて鉢増しをします。

カロライナジャスミンの画像

今回は『今年初めて花を咲かせた、小さめのカロライナジャスミン』を鉢増しします。

だいたいひとまわり~ふたまわり程、大きい植木鉢に植え替える事を『鉢増し(はちまし)』と言います。

植木鉢の画像
ダイソー 菊鉢9号

根がよく伸びるので、大きめの植木鉢を選びます。

根詰まりを起こすと元気がなくなり、花が咲きにくくなります。
枯れてしまう事もあります。

植木鉢の画像

まず植木鉢に、鉢底石を入れます。

排水口ネットの画像
ダイソー 排水口ネット 40サイズ

鉢底石は、後々の管理が楽なように、ネットに入れてあります。

土の画像
カインズ 花の土

土質はあまり選びませんので、花用の培養土を使いました。

腐葉土の画像

水はけがいいように、腐葉土を2割ほど混ぜました。

植木鉢の画像

カロライナジャスミンは、水はけの良い場所を好みます。

土を半分ほど入れます。

カロライナジャスミンを、古い植木鉢から外します。

植木鉢の周りを軽くたたいて、逆さまにして取り出します。

カロライナジャスミンの画像

根についた古い土を、ひとまわりほど落とします。

黒くなってしまった根や、長すぎる根があれば切って整えます。

カロライナジャスミンの画像

カロライナジャスミンを中央に置いて、周りに土を足します。

カロライナジャスミンの画像

上から手で押さえて、株元を安定させます。

最後に植木鉢の底から水が出てくるまで、たっぷりと水やりをします。

カロライナジャスミンの画像

カロライナジャスミンを地植えにする場合は、株元の土を広く盛り上げて、浅く植えます。

砂山のように土を盛り上げて、まわりの土の位置よりも高く植える事によって、水はけが良くなります。

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4-植え替えで『同じサイズの植木鉢』に植えたい場合

カロライナジャスミンは根が良く育ちます。

2年め以降のカロライナジャスミンは、あまり小さい植木鉢では育てられません。

カロライナジャスミンを今の植木鉢と同じサイズに植えたい時は、根をひとまわりカットします。

カロライナジャスミンの画像

取り出した根の土を落として、全体的にひとまわり小さくなるように、丸く刈り取ります。

元の植木鉢に戻したら、通常の植え替えと同じ手順で、新しい土を周りに入れます。

一見、意味がないようですが、根が更新されて元気になります。

木の根の画像

地下の根と地上の枝葉は比例します。
根を切った時は、必ず地上の枝も短く切って、株の負担を少なくします。

地上部分を大きく育てたい場合は、地植えがむいています。

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5-夏に『摘芯』をする方法

カロライナジャスミンの画像

梅雨前に切り戻しをして、新芽をのばしています。

夏の間に適時、伸びた新芽の先を『摘芯』して、枝数を増やします。

カロライナジャスミンの画像

葉の付け根に新芽が出ている場所の、1~2センチ上で摘芯します。
そんなに厳密にカットしなくても、大丈夫です。

摘芯した場所で新芽が枝分かれして、枝の数が増えます。

カロライナジャスミンの画像

伸びてきた枝の先端を切って、枝数を増やす事を『摘芯(てきしん=摘心)と言います。

秋以降に切ると、花が咲かなくなりますので、注意します。

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6-カロライナジャスミンの『水やり』のやり方

『地植え』のカロライナジャスミンは、植え付けから2週間ほどして根付いたら、特に水やりは必要ありません。

カロライナジャスミンは、『やや乾燥ぎみ』を好みます。

乾燥ぎみを好むと言っても、水やりの水の量を『少しだけ与える』というのは間違いです。

ジョーロの画像

『乾燥ぎみ』とは、『水やりと水やりの期間』をやや長めにあける事です。
水を与える時は、たっぷりと与えます。

『植木鉢』は、土が乾いたらたっぷり与えます。

たっぷりの基準は、『植木鉢の底から水が出てくるまで』です。

植え付けてからの一週間くらいは、毎朝水やりをします。

条件にもよりますが、鉢植えは基本的に『夏は毎日』水やりをします。

春の花の時期は水が必要なので、2~3日おき程度で水やりをします。

秋になったら少しずつ水やりの間隔を長くしていき、冬は乾かしぎみにします。

時間帯は暑い季節は早朝、水やりの水がお湯にならない時間帯です。

逆に冬は、水やりの水が凍らない、暖かい時間帯に水を与えます。

いずれも植木鉢のサイズや、土質などの条件で左右されます。

日当たりもそうですが、強風が吹いた時には、植木鉢の土は乾きやすいので注意します。

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7-『肥料』の与え方

肥料はつぼみが動き出す2月ごろと、暑さが収まった9月ごろに与えます。
9月の肥料は、来年の花の為の栄養です。

花の後は植え替えをするので、追加では与えていません。

肥料の画像
ハイポネックス マグァンプK 中粒

肥料の種類は決まってはいませんが、緩効性肥料なども便利です。

水やりの度に、ゆっくり効く肥料を『緩効性肥料(かんこうせいひりょう)』と言います。

植木鉢の土の上に規定量をばらまいて、表面をかるく土と混ぜておきます。

肥料はいっぺんに与えようとせず、少しずつマメに与えます。
肥料が多すぎると、発生する成分で害虫を呼んでしまいます。

追加で肥料を与える事を『追肥(ついひ・おいごえ)』と言います。

植木鉢の画像
ダイソー 菊鉢9号

私の場合はこの位の植木鉢で、だいたい1回に大さじ1杯ほど与えています。

肥料の画像
ハイポネックス原液 800ml

液体肥料があれば、それを与えても大丈夫です。

地植えのカロライナジャスミンは、それほど追肥は必要ありません。

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8-病気予防の『マルチング』の効果とやり方

水やりや雨の『水のはね返り』が葉につくと、病気の原因になります。

病気予防の為に、土の上を何かでおおう事を『マルチング』と言います。

マルチングは雑草の防止や、急激な乾燥予防にもなります。

ひと手間をかけておくと、お世話がとても楽です。

マルチングの素材は色々ありますが、通気性のある素材で水がよく抜ければ、基本的に何でも大丈夫です。

使用した事がある物で、一定の効果があった物をご紹介します。

防草シートの画像
ダイソーの防草シート

防草シートは手軽で便利です。

瓦チップの画像
瓦チップ

瓦チップも意外と使えます。

鉢底石の画像

親の友人などは、鉢底石を使っていましたヽ(゚Д゚)ノ

瓦チップの画像

マルチング材と土の間に何か敷いておくと、管理が楽です。

防草シートの画像
園芸用 防草シート 不織布 深緑色

私は植木鉢のサイズにカットした、不織布の防草シートを良く使っています。

排水口ネットの画像
ダイソー 排水口ネット 40サイズ

排水口ネットなども便利です。

何でも大丈夫ですが、観葉植物では『見た目』も重要です。

薔薇の画像
鬼胡桃の殻

見た目がきれいなマルチング材は、たくさんあります。

ポトスの画像

鬼胡桃の殻、ウッドチップやバークチップ、杉の皮などです。

マルチングの画像
ゆうきの園芸 クリプトマルチ

少しお高いですが、やはりステキです。

マルチング材は汚れる前に、定期的に新しい物に交換します。

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9-カロライナジャスミンの『置き場所』

春~秋のカロライナジャスミンは、日当たりと風通しの良い場所で育てます。

暑さや寒さに強いですが、鉢植えは冬は霜の降りない軒下などに非難させます。

カロライナジャスミンの画像

地植えをする場合も、日当たりと風通しの良い、冬に北風があまり当たらない場所に定植します。

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10-カロライナジャスミンの『冬越し』の方法

カロライナジャスミンは耐寒性があり、マイナス5度まで耐えます。

関東などの暖地では、屋外で冬越しができます。

冬越しのコツは『北風と霜が当たらない場所』に置いて、葉が痛まないようにします。

葉が痛むと、落葉まではしませんが、赤黒く変色する事があります。

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11-『挿し木』で増やす方法

カロライナジャスミンは、『挿し木』で増やす事ができます。

春~初夏に、剪定した枝を使います。

『挿し木(さしき)』用の枝を、『挿し穂(さしほ)』と言います。

カロライナジャスミンの画像

挿し穂は『乾燥させない』ように、切ったらすぐに水に挿しておきます。

挿し木に使う枝は、今年伸びた新しい枝を使います。
あまり細すぎず、花が今ついていない枝を選びます。

カロライナジャスミンの画像

枝を10センチほどにカットします。
上の葉を3~4枚残して、下の葉を指でしごいて取ります。

上下に気をつけます。

土にさす切り口は、消毒したカッターで、ななめに切ります。

切り口が潰れないように、切れ味の良い物を使用します。

挿し木用の土の画像
花ごころ さし芽種まきの土

土は『挿し木用』の専用土を使いました。

土はあらかじめたっぷりの水で湿らせてから、容器に入れます。

赤玉土の画像
赤玉土

土は他には、小粒の赤玉土などが使えます。

植木鉢の画像

ホームセンターで苗を購入した時の、小さな植木鉢がありましたので再利用します。

ペットボトルの画像

ペットボトルや紙コップの底に、穴をたくさん開けた物でも代用できます。
その場合、容器は水が1センチほどたまる、トレーに乗せます。

挿し木用の容器に、鉢底石はいりません。

土は水やりを繰り返す事によって、だんだん固まってきます。

ルートンの画像
発根促進剤 ルートン

無くても大丈夫ですが、念のために『発根促進剤』を使います。

こちらは粉状ですので、挿し穂の『土に差す部分』につけてから土に挿します。

挿し穂は発根を確認するまで、絶対に抜いてみたりしてはいけません。

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12-『挿し穂』の水やりの仕方

差し穂は直射日光の当たらない、『明るい日陰』に置いて発根を待ちます。

トレーに1センチほど水をためて、乾燥させないように注意します。
トレーを傾けて、水はできるだけ毎日変えます。

カロライナジャスミンの画像

挿し木から1ヶ月後です。
緑のままの葉と、枯れてしまった葉があります。

先の方の新しい枝で、ある程度の太さのある茎が成功しやすいです。

枯れてしまった葉は、発根しなかった挿し穂。
緑の葉のものは、発根の可能性が高い挿し穂です。

カロライナジャスミンの画像

植木鉢の底に、根が確認できました。
小さいですが、写真の左上の白い根です。

無事に発根をしてしばらくすると、鉢の底に白い根が見えるようになります。

カロライナジャスミンの画像

根が育っていますので、普通の植木鉢に植え付けます。

初めて植木鉢に植える事を『鉢上げ(はちあげ)』と言います。

植木鉢の画像

鉢上げの仕方は、通常の植え替えと同じです。

植木鉢の画像

同じく花用の培養土に、腐葉土を少し混ぜました。

カロライナジャスミンの画像

成長が早いので、少し大きめの植木鉢にしています。

植木鉢の画像
ダイソー 植木鉢 角深型6号

最後に水をたっぷり与えます。

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13-園芸支柱に『誘引』するコツ

カロライナジャスミンの画像

挿し木苗を鉢上げしてから、4ヶ月がたちました。

支柱の画像
ダイソー 園芸支柱

行灯(あんどん)仕立てで育てます。

カロライナジャスミンの画像

つるは摘芯をしながら、数本重なる程度に誘引すると、花が咲いた時に豪華です。

挿し木から立派な親株になるまで、だいたい2年ほどかかります。

カロライナジャスミンの画像

現在、親株をひとつと、挿し木苗をふたつ育てています。

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アメジストセージの画像

→大きくなりすぎアメジストセージ(宿根サルビア)の切り戻しと挿し木

今回使用した道具
  • カロライナジャスミンの苗:ホームセンター
  • 花用の培養土:ホームセンター
  • 腐葉土:ホームセンター
  • 剪定ばさみ:ホームセンター
  • 発根促進剤、ルートン:通販
  • 緩効性肥料、マグァンプK:通販
  • 花ごころ、さし芽種まきの土:通販
  • ネット:通販
  • 排水口ネット:100均
  • 植木鉢:100均
  • 鉢底石:100均
  • 園芸支柱:100均
  • ワイヤー入りビニール紐:100均
  • ゴム手袋:100均
  • 小さい植木鉢とトレー:ホームセンター購入苗の再利用
  • マルチング材、今回は瓦チップと不織布防草シート:ホームセンターと通販
  • ジョーロ
  • シャベル
  • 花瓶
  • ハサミ
  • カッター

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