ローズマリーと椿油で簡単手作り!ヘアケア美容ハーブオイルの作り方

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『ローズマリー』のハーブオイルが、頭皮のケアに使えます。
育毛で有名なハーブです。

ローズマリーを、オイルに漬け込むだけで、簡単に作れます。

庭やベランダにローズマリーがあるならば、ぜひ試してみてください。

目次

1-『ローズマリー』の効能・効果

ローズマリーの画像

若返りのハーブとして、古くから栽培されてきたローズマリー。

丈夫で育てやすく、常緑なので一年中、収穫ができます。

お料理に使われるのは、よく知られていますが、髪や地肌のケアに使われる事でも有名です。

ローズマリーの効果・効能は、肌荒れやカユミを防ぐ抗菌作用や、血行が促進されて、髪を育てる効果などがあります。

今回は手軽な、ヘアオイルの作り方をご紹介します。

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2-簡単!混ぜるだけ!『ローズマリーオイル』の作り方

ローズマリーの画像

我が家にはローズマリーの木があるので、少しずつカットして使います。

カットされたローズマリーは、スーパーなどでも手軽に手に入ります。

椿油の画像
椿油 大島椿

オイルは『椿油』を使います。
椿油そのものも、髪や地肌に良い成分が、たくさん含まれています。

大きいサイズもありますが、保存剤などを使用しませんので、なるべく小さめのサイズにして、早めに使い切ります。

オイルは他にも、オリーブオイルなどが使えます。

椿油(=カメリアオイル)とオリーブオイルは、共に人の皮脂と似た成分の、オレイン酸が豊富に含まれています。

オイルマッサージをする時に、低刺激で頭皮によくなじみます。

もちろん頭皮以外の、お肌や爪などのケアにも、使用できます。

ローズマリーの画像

収穫したローズマリーは、まず水でよく洗います。

次亜塩素酸水の画像
次亜塩素酸水 ピキャットクリア

我が家では簡単に、次亜塩素酸水100ppmで、しっとりするまでスプレーして除菌しています。

ローズマリーを乾燥させている画像

洗浄したローズマリーは、日陰干しにして、1日~2日よく乾燥させます。
水分が残らないように、気をつけます。

湿気のあるシーズンは、乾燥がうまくできません。
お天気が続く時期を選びます。

乾燥したローズマリーは、素手では触らないようにします。

使い捨て手袋の画像

消毒した手袋や、消毒した割りばしなどを、乾燥させてから使います。

排水口ネット
ダイソー 排水口ネット 35サイズ

ローズマリーを乾燥させる時に、排水口ネットも消毒して、一緒に干して乾燥させておきます。

使う道具類も、一緒に消毒して干しておくと便利です。

ドロッパー中栓の画像

椿油の瓶の、ドロッパー中栓を外します。
ドロッパーを外す際も、消毒した道具を使います。

ローズマリーの画像

乾燥させた排水口ネットを、椿油の瓶に差し込んで、ネットの中にローズマリーを入れていきます。

椿油の画像

中に入れたローズマリーが、椿油の中に浸かるように、割りばしなどを使って差し込みます。

カメリアオイルの画像

ローズマリーが空気に触れると、カビの原因になるので、完全に浸かるようにします。

中栓とフタを、しっかり閉めます。

椿油の画像

オイルは光を通さないように、箱に戻します。

2週間~1ヶ月ほど、冷暗所で寝かせます。
おすすめは1ヶ月です。

箱が倒れて、ローズマリーが空気に触れないように、気をつけます。

一定期間寝かせたオイルは、中のローズマリーを、排水口ネットのまま取り出します

ローズマリーオイルの画像

消毒した漏斗などを使って、付着したオイルを瓶に戻します。

ローズマリーオイルの画像

ドロッパー中栓をはめて完成です。

完成したオイルは、ローズマリーの爽やかな香りが移っています。

中栓をはめるまでの一連の作業は、やはり消毒した道具で行います。
少しひと手間を掛ける事によって、オイルが長持ちします。

ローズマリーをネットに入れずに、直に入れてしまっても、問題はありません。

その場合は使用する際に、ローズマリーをだいたい取り除くか、椿油が減ってきた時に、空気に触れないように使用します。

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3-ヘアケアオイルの使い方

ヘアケアオイルの使い方です。
我が家での場合ですので、一例としてお考えください。

目的は、毛穴の汚れをオイルで浮かせて、掃除する事です。

ヘアオイルは『乾燥防止』に使う物として、認識されている場合が多いです。

しかし、毎日シャンプーをしているのに、すぐにベタベタする髪は、毛穴の油が洗えていない場合も多いです。

実際に私自身がオイリー肌でしたので、毎朝ゴシゴシとシャンプーをしていました。

でも、夕方にはもう油っぽくなってしまったり、果ては油っぽいのに乾燥するという、困った状態になっていました。

反対に乾燥する地肌も、毛穴の新陳代謝が、落ちている場合があります。

油汚れは『まず油でなじませて落とす』と言うのは、お掃除の原理と同じです。
同じ事が頭皮にも当てはまります。

オイルを使う前に、まず丁寧に髪と地肌をブラッシングします。
強くブラッシングするのは、よくありません。

ブラッシングは、髪の絡まりを取り除き、地肌の汚れを浮かせる事が目的です。

次にシャンプーの前に、ローズマリーオイルを500円玉程度、手のひらに出します。

手のひらを重ねて、体温で温めてから、指先によくつくようにオイルを伸ばします。
手が冷たい場合は、オイルを乗せた手のひらごと、ドライヤーで温めます。

その指先で、皮脂分の多い頭頂部を中心に、頭皮を軽くマッサージします。

爪は立てないようにして、力は入れません。
ちょうど軽くシャンプーをする感じです。

時間は1分程度で十分です。
それから普通にシャンプーをします。

シャンプーですが、基本に戻って、正しい洗い方をします。

まず38度~40度位の温度のシャワーで、髪と地肌を、指の腹でよく洗います。
熱いお湯で洗うのは、良くありません。

泡立てネットの画像
泡立てネット

次にシャンプーを、泡立てネットなどを使って、よく泡立てます。

石鹸の泡の画像

そのモコモコの泡で、まず全体を軽くシャンプーします。

軽く洗い流したら、もう一度同じようにシャンプーをします。
地肌を中心に指の腹で洗って、今度はよく洗い流します。

リンスやコンディショナーを、毛先に付けて、またよく洗い流します。
リンスは地肌にはつけません。

タオルドライをしたら、ショートヘアで一円玉くらい、ロングヘアで十円玉程度のローズマリーオイルを、また手のひらに取ります。

今度は、毛先だけにオイルをつけて、なじませます。
毛先全体になじませた時に、まだ手がベタベタしているようでしたら、オイルの量が多すぎます。

その状態で、ドライヤーで地肌を中心に乾かします。
自然乾燥は、地肌が濡れた状態が長引くので、よくありません。

効果には個人差があると思いますが、わたしの場合は、まず直後に毛穴がすっきりして、カユミが無くなりました。

このオイルは万能で、爪のマッサージなどにも使えます。
ひとつ用意しておくと、とても重宝します。

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今回使用した道具
    • ローズマリー:適量
    • 椿油:通販
    • 次亜塩素酸水:通販
    • エタノール:通販
    • ピンチハンガー:100均
    • 使い捨て手袋:100均
    • 排水口ネット:100均
    • 漏斗:100均
    • ハサミ
    • 割りばし
    • アイスピック

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“ローズマリーと椿油で簡単手作り!ヘアケア美容ハーブオイルの作り方” への2件の返信

  1. 初めまして。自分で頭皮用のハーブオイルが作れないか情報を探していたので、とても参考になりました。
    そして、私もピキャットクリア愛用者ですので、それも嬉しかったです☺️
    情報をいただいた感謝をお伝えしたく、コメント残させていただきました。

  2. かわうそさん、コメントありがとうございます。
    ピキャットクリア便利ですよね(*^_^*)

    椿油は少量で大丈夫なので、とてもコスパがいいんです。
    ご参考になって嬉しいです。

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