表面の『キズ』が目立つ、長年使っている『食器棚』を『再塗装』してリメイクしました。
見違える程きれいになりました(*^_^*)
目次
- 食器棚の上側の『デッドスペース』
- 100均の籠で収納
- 『ボーダーシート』で背景リメイク
- 『テーブルクロス』を食器棚シートに利用
- タオルの『収納』をキッチンに追加
- 窓ガラスフィルムで目隠し
- 食器棚の『塗装の剥がれ』をリペアする
- 今回使用した道具
1-食器棚の上側の『デッドスペース』
我が家は『背が低い』母(150センチ位)以外、私を含めて高身長です。
洗ったお皿を、キッチンの食器棚の『上の方』にうっかり収納すると、母がたいへん怒りますヽ(゚Д゚)ノ。。。
というわけで、食器棚の上側の約半分近くが『デッドスペース』になってしまっています。
上側はめったに使う予定の無い、『いらない食器置き場』になっています。
これって目線の高い人間には、『ホコリなどが目につく』気になるスペースなんです。
それに上のスペースが、とても『もったいなく』感じてしまいます。
また長年使っている食器棚は、この度の『引っ越し』でついたキズも加わりました。
表面の痛みが目立ちます。
ガラス扉の開ける部分も、やや色が退色しています。
なるべく100均の材料を使って、この辺りをまとめてリメイクしたいと思います。
2-100均の籠で収納
100円ショップの『レース模様』のプラスチック製の籠、『レガリア スリムバスケット』です。
他の場所のDIYにも使用している、お気に入りです。
→背が低い!棚を降りてくる昇降式にしたい!なんちゃってプチプラDIY
デッドスペースになっている、『棚の下側』には手が届くはずです。
上の方は使用頻度の少ない大きなお皿を、この籠で立てて置いてみようと思います。
このカゴはちょうどいいサイズで、大きなお皿も無理なく立てられます。
元々あった一番上の棚は、手が届かないので取り外しました。
お皿の重みに耐えられるように、籠はすき間無く設置します。
ケースごと取る事もできて便利です。
3-『ボーダーシート』で背景リメイク
『ボーダー壁紙』のシールタイプです。
こちらを上段部分の『背景』に貼っていきます。
すみは『金ベラ』や『定規』などで、しっかりあとをつけ、カッターで切ります。
3段分を貼りました。
重なり部分が曲がらないように、慎重に貼っていきました。
『賃貸』は制約が多くて、柄物の壁紙などで遊べないのが堅苦しく感じていました。
ですので、ここに無理に貼りつけてみました。
自己満足ですが気に入っています。
時間がある時に、下側の方にも貼ろうかなと思っています。
4-『テーブルクロス』を食器棚シートに利用
『テーブルクロス』を、『食器棚シート』の代わりに敷いてみます。
この抹茶色が好きなんです。
食器棚の『棚板』を外します。
外した棚板を定規代わりにあてて、ぴったりサイズにカットしました。
ボーダーシートをやや淡いピンクにしましたが、クラシックなピンクと抹茶系のグリーンも合います。
それぞれ茶色とも相性がいいので、好きな色の組み合わせです。
5-タオルの『収納』をキッチンに追加
キッチンで『よく使用する物』のひとつに、『タオル』があります。
食器棚の脇で取り込んだタオルの洗濯物を、いつも母が一番左側の引き出しを開けて『仮置き場』にしています(^。^;)
だったらという事で、発想を変えて『ここをタオル収納に』したいと思います。
100均で売っている、カラーボックス用の『収納ケース』です。
サイズがぴったりでしたので、タオル入れとしてここに置きたいと思います。
タオル収納のケースとして、左下に入れました。
いつも母が『仮置き場』にしている場所です。
その上の方にも、あまり使用しない『来客用の食器の予備』を入れたいと思います。
カゴに入れて、ホコリ除けに『キッチンペーパー』をかぶせます。
布を掛けようかとも思ったのですが、キッチンペーパーでしたら時々捨てて、そのまま変えればいいので楽チンです。
こちらは使用頻度が少ないので、左側の上の方に収納しました。
6-窓ガラスフィルムで目隠し
食器棚の下の方は、使用頻度の高い『普段使いの食器』が置かれているため、少し乱雑に見えます。
ここを窓ガラス用のフィルムで、『目隠し』したいと思います。
100均の『窓ガラスフィルム』です。
こちらはできればポスターみたいに『一晩軽く巻いておいて』、折り目を取っておいた方が使いやすいです。
窓ガラスフィルムの『柄の切れ目』が気になりますので、上下をハサミでカットします。
食器棚の扉の『窓ガラスフィルム』を貼る位置に、『マスキングテープ』を貼ってしるしを付けます。
扉のガラスの『裏側』に、このフィルムを貼ります。
少し『大きめにカット』したら、上の剥離紙を『少し』はがします。
はがした部分を貼ってみて『位置決め』をし、余分な部分をカッターで切ります。
仮止めしてある『上から下』に、『中央から外側』に、ヘラなどで空気を抜きながら貼ります。
上の画像は『気泡を抜く』様子です。
もし気泡ができてしまったら、カッターで少し穴をあけ、指で押して空気を抜きます。
貼れました!
窓ガラスフィルムのレース模様と、白い籠のレース模様が合っていてきれいです。
私は貼りつけが得意な方ですが、慣れない場合は↓
- 貼る場所の大きさに合わせてやや大きめにカット
- 剥離紙の中央に縦に切れ目を入れ
- マスキングテープで上を仮止め
- 中央から剥離紙を少しずつはがしながら貼りつけ
- 外側に空気を抜いていく
- 最後に余分な部分をカッターで切る
という手順がおすすめです。
7-食器棚の『塗装の剥がれ』をリペアする
最後に『キズ』部分を中心に、『水性ニス』を塗りたいと思います。
薄めずに使える『水性ニス』(和信ペイント 水性ウレタンニス 屋内木部用 オールナット)です。
ハケは100均で購入しました。
この塗料はそのまま使えて、乾きも早く便利でした。
同種類どうしで色も混ぜられるそうです。
臭いも少なめでした。
水性ですので、使用後のハケも『水洗い』で大丈夫です。
ただし、すぐに洗わないと固まってしまいます。
こちらには、塗料を入れて使う為の容器が付いていました。
しかし購入したハケが大きすぎて、入りませんでした。
お刺身用の浅いトレーが便利ですので、代用します。
脇に塗料が溜まり、ちょうどいいです。
すずりみたいな感じですね。
ビニール袋を汚れ防止に敷いておけば、使用後にそのまま裏返して、包んで捨てられるので楽です。
食器棚の下側には、塗料がたれても大丈夫なように、新聞紙やビニールなどを敷いておきます。
床とのさかい目は、養生テープで止めておきます。
まず細い筆で『キズではげた部分だけ』を塗ります。
ちょんちょんと塗って、いったん乾かします。
『厚塗りせず』に、キズの白い部分から『はみ出ないよう』にします。
乾かしながら『何度も重ね塗り』して色を調整します。
根気よく、繰り返します。
私の場合はキズ部分が多いので
◆最初のキズから→最後のキズまでを塗って
◆また最初のキズ部分に戻る頃には、最初の塗料が乾いていました。
筆は簡単でいいので、一回一回水洗いします。
そうしないと、コチコチに固まってしまいます。
画像では分かりづらいですが、重ね塗りするごとに色が濃くなっていきます。
うっかりしていましたが、ガラス部分にマスキングテープをつけるのを忘れていました。
水性塗料ですので、『すぐでしたら』水で落とせます。
キズ部分の色がなじんだら、最後にもう一度全体的に塗っていきます。
木目に沿って塗ります。ムラになっても木目に沿って馴染ませます。
ハケはガラス扉の『枠の幅』、つまりもう少し小さめが良かったみたいです。
大は小を兼ねません。
それぞれの『枠の幅のハケ』と、『広い面を塗る今回位のハケ』があると塗りやすいみたいです。
だから職人さんは、色々なサイズを用意しているんですね。
塗料のウレタンニスですが、かなり速乾性です。
そのためハケが乾いてきたら、面倒がらずにマメに水洗いしたほうがいいです。
また、トレーには少しずつ塗料を出すのがおすすめです。
ムラは『その都度』、木目に沿って馴染ませて、手早く仕上げなければいけません。
器用でない方は
◆『塗る日』をブロックごとに分けて
◆周りをマスキングテープでしっかり養生して
◆しっかり乾かしながら部分ごとに塗る
と『技術無し』で、きれいに塗れると思います。
それから『ガラス部分のマスキングテープ』ですが、『はがす時』にせっかく縫った枠部分の『塗装』も持って行かれそうになります。
乾いた後に『枠とガラスのさかいめ』を、カッターで軽くカットすると、きれいにはがせます。
完成です!
写真では分かりづらいですが、見違えるようにきれいになりました。
ちょっと新品ぽくて嬉しいです!
→賃貸デッドスペースDIY→壁掛けテレビ&壁面収納&家具うら目隠し
8-今回使用した道具
- レガリア スリムバスケット:100均
- カラーボックス用収納ケース:100均
- 窓ガラスフィルム:100均
- マスキングテープ:100均
- ハケ:100均
- 細い筆:100均
- テーブルクロス:ホームセンター
- 和信ペイント水性ウレタンニス:ホームセンター&通販
- ボーダー壁紙:通販
- お刺身用のトレー:再利用
- ビニール袋
- 金ベラ
- 定規
- カッター
- ハサミ
- スキージーかヘラ