『日陰』の玄関アプローチの『寄せ植え』。
いつも花が絶えないように、キレイに保つのは大変です。
特に日の短い『冬』は、お花に元気がなくなります。
100均の『植木鉢』と『園芸支柱』を使って、『入れ替えるだけ』で『手間要らず』なコンテナガーデンをDIYで作りました。
ガーデニング『初心者』でも管理が簡単です。
目次
- 1- 100均プランターで『コンテナガーデン』を自作
- 2-『シェードガーデン』におすすめの常緑の植物
- 3- 『和風』の石庭→『洋風』にチェンジ
- 4- 園芸支柱で『トレリス』DIY
- 5- 筋交い(すじかい)で補強する
- 6- 『ハンギング』でコンテナガーデン
- 7- ローテーションで日光浴をさせる
- 今回使用した道具
1-100均プランターで『コンテナガーデン』を自作
和風の荒れた玄関アプローチを、『和モダン』にDIYしました。
↓
この時に作った『コンテナガーデン』を、さらに進化させたいと思います。
100均の取っ手付きプランターを使って、入れ替え可能な『簡単なコンテナ』を作ります。
横長の大きいサイズを『2種類』使います。
プランターは100均の水性塗料を使って、テラコッタ色に塗装してあります。
取っ手無しのプランターを、逆さまにして土台にします。
底穴を使って、上下のプランターを連結します。
アルミワイヤーで固定しました。
4カ所ほど止めました。
100均の植木鉢が3つ、ちょうど入るサイズです。
手前にも下の台を付けない、低いコンテナをもう一つ作成しました。
こちらは色を塗っただけです。
ややピンクが強い色ですが、少したつと日に焼けて『落ち着いたテラコッタベージュ』に変化します。
中に入れ込んでいる植木鉢です。
四角タイプと丸タイプが格納可能です。
基本的には、最初に作ったコンテナと同じ作りです。
2-『シェードガーデン』におすすめの常緑の植物
ガーデニングで難しいのは、『季節ごと』に『花と緑』が絶えないようにする事です。
寄せ植えをしても、お花だけが先に枯れてしまいます。
水やりの相性も難しいです。
さらにお花はやはり、少し日に当てないと元気がなくなる種類が多いです。
シェードガーデンの課題です。
我が家の玄関は
①『日中に数時間』日が当たる左側が一部
②完全に家の影になる右側
①と②の『2種類のシェードガーデン』が混在しています。
まず、一年中あまり植え代えなくていい『常緑の植物』をレギュラー組で揃えます。
大きめの植木鉢に、先ほどの100均の丸い植木鉢が入る、小さい植木鉢を重ねます。
鉢底ネットを敷いて、鉢底石も入れます。
鉢底石は後々の管理が楽なように、ネットに入れてあります。
小さい植木鉢は、同じサイズの丸い植木鉢でも大丈夫です。
同じく、色は統一感を持たせる為に、ペイントしました。
周り側に『アイビー』を植えます。
和風の石を隠すように、レンガなどで高さを出します。
後ろ側もアイビーのプランターを置きました。
アイビーはシェードガーデンでも元気です。
中心にはお花が咲いた植木鉢を『ローテーション』で入れる予定です。
もうひとつは『ヤブラン(別名リリオペ)』を植えました。
こちらはアジュガです。
『株分け』をしたばかりなので、こじんまりしていますが、カラーリーフが美しいです。
春になると紫色の花が咲きます。
これらは『常緑』で、『日陰』のシェードガーデンでも元気に育ってくれる、丈夫な植物です。
3-『和風』の石庭→『洋風』にチェンジ
100均のプラスチックのフェンス柵です。
和風の石を囲って、雰囲気を変えます。
石を隠すようにフェンスを土にさします。
石があってさせない場所は、足部分をカットして使用します。
割れてしまわないように、カッターで少し削ってからハサミで切るか、ニッパーを使ってカットします。
和風の石庭を、洋風にカバーできました。
4-園芸支柱で『トレリス』DIY
白いフェンスに合わせて、裏側にトレリスを設置します。
120センチの『園芸支柱』を使います。
ビニール袋で養生をして、白くペイントします。
使い捨て可能なヨーグルト容器を再利用しました。
乾かしながら、片面ずつ塗装します。
塗料は100均の水性塗料を使用しています。
よく乾かしたら、ハンマーで少し土に打ち込みます。
地下の水道管などに、注意します。
メジャーで計って高さをそろえました。
設置間隔は38.5センチです。
横方向にも園芸支柱を取り付けて、補強をします。
横方向はもう1本、園芸支柱を取り付けました。
ペンチを使って、同じくアルミワイヤーでしっかり固定します。
ワイヤーの先はラジオペンチなどを使って、下方向に倒して、内側にまるめておきます。
ワイヤーを扱う時は、保護手袋をした方が安全です。
通常ですとワイヤーの止める部分は、『見えない裏側』にします。
この場所はお隣の方が通る場所ですので、安全を考えて手前側にしてあります。
ワイヤーの先端は危ないので、近隣のご迷惑にならないように注意します。
100均の『スチールフェンス』です。
上側にスチールフェンスを、飾りで取り付けます。
スチールフェンスには下側に足がありますので、こちらも固定しておきます。
雨樋(あまどい)に固定して、強度を増しました。
『手作りトレリス』ができました。
5- 筋交い(すじかい)で補強する
台風などにそなえて、筋交いでさらに補強します。
ななめに設置した補強を、筋交い(すじかい)と言います。
深く土にさしてあります。
設置の時に、はげてしまった塗装を修正します。
一緒にシルバー色のワイヤーも、白く塗ってしまいます。
細かい部分は、小さめのハケが便利です。
6- 『ハンギング』でコンテナガーデン
空中にも『ローテーションで植え替え可能』なコンテナを作ります。
100均のワイヤープランターの大きいサイズです。
専用のパームマットを入れて使用します。
中に植え替えが楽なように植木鉢を入れ込みます。
こんな感じで入れ込みます。
トレリスに合わせて、白く塗装します。
ワイヤーでトレリスに取り付けます。
プラ鉢の中には、パンジーを植えました。
周りはツルニチソウを植えてあります。
プラ鉢を入れ込みましたので、パンジーが枯れても比較的簡単に植え替えが可能です。
7- ローテーションで日光浴をさせる
左側のフェンスの中に、ブロックを置きました。
高さを調整して、植木鉢の風通しを良くします。
ここには挿し木で大きく育った月桂樹の植木鉢を置きます。
数時間、日が当たりますので、お隣のアイビーのコンテナの中に入れるお花のローテーションの片方を置きます。
交互に日光浴をさせて、お花を元気に保つ計画です。
↓
上空側の植木鉢は白く、地面付近はテラコッタカラーに統一しました。
→100均塗料で【テラコッタ色】にリメイク→古い植木鉢がおしゃれに
今回使用した道具
- 取っ手付きプランター→100均
- 横長プランター→100均
- ハケ→100均
- 塗料→100均
- アルミワイヤー→100均
- 植木鉢→100均
- 鉢底ネット→100均
- 鉢底石→100均
- ネット→100均
- 連結フェンス柵→100均
- 園芸支柱→100均
- スチール製フェンス→100均
- ワイヤーハンギングプランター→100均
- ハンギングプランター用パームマット→100均
- 長鉢スクウェア型4号→100均
- 保護手袋:NORA STYLE 株式会社ユニワールド天然ゴム手袋→ホームセンター
- レンガ→ホームセンター
- 大きめ植木鉢→再利用
- ブロック→再利用(ブロックが無い場合は、大きいペットボトルに水を入れても代わりになります)
- ハサミ
- ペンチ
- ラジオ
- ニッパー
- ハンマー
- メジャー
シェードガーデンの植物
- アイビー
- ヤブラン
- アジュガ
- ツルニチソウ