家庭菜園でプランターに、野菜の種まきをしました。
『虫除け対策』が必要です。
100均の『防虫ネット』を、プランターに取り付けます。
収穫用の『窓』を作って、手間が掛からないようにしました。
ホチキスと洗濯ばさみで『止めるだけ』の、簡単DIYです。
目次
- 1- プランターの『虫除け対策』
- 2- 防虫ネットの『支柱』の立て方
- 3- 丸型プランターの『防虫ネット』の張り方
- 4-『収穫用の窓』の作り方
- 5-『横長プランター』の支柱の立て方
- 6- 収穫しやすい『虫除けネット』の作り方
- 今回使用した道具
1-プランターの『虫除け対策』
プランターで、野菜を育てています。
葉が食害にあいました。
防虫対策が必要です。

100均の『防虫ネット』を、かぶせたいと思います。
少量の家庭菜園ですので、一般的な『横長プランター』の他にも、『丸型の植木鉢』も使っています。
丸型用の防虫ネットがなかなかありませんので、自作したいと思います。

我が家には『横長プランター』もありますので、そちらも一緒に作ります。
2-防虫ネットの『支柱』の立て方
防虫ネットの『支柱の高さ』は、育てている野菜の高さ分が必要です。
我が家で育てているのは、『100均の野菜の種』で種まきをした野菜たちです。
サラダ用の『青じそ』や『ベビーリーフ』などで、大きくても『割りばしの1~1.5倍』ほどです。
まずは『割りばし』で、支柱を立てます。
ワイヤーを使って、2本をつなげました。
行灯仕立ての園芸支柱の、『輪』の部分を取り外して使います。
ニッパーを使って外しますが、元々取り外せる物も販売されています。
支柱の上部に、ワイヤーで固定します。

輪のサイズは『植木鉢のフチの大きさ』と、同じ位の物がいいです。

ワイヤーは一般的なワイヤーで問題ありませんが、園芸用のビニール紐も使えます。
輪の部分はワイヤーでも自作できます。

画像の輪は、ワイヤーを二重にして、さらに上からぐるぐる巻きつけて作った物です。
ただし、強度は少し弱くなります。

支柱は通常の園芸支柱を使う事もできます。
支柱があまり高いと、収穫が困難になります。
画像は行灯仕立ての大きめの輪と、短い園芸支柱をつなげてあります。
3-丸型プランターの『防虫ネット』の張り方
丸型プランターに、防虫ネットを張ります。

設置した支柱の高さに合わせて、100均の防虫ネットをカットします。
横長に細長く、半分にしました。
ワイヤーの輪の部分に、防虫ネットを『ホチキス』で止めていきます。
上側をカットしていない方にして、ほつれないようにします。
ホチキスの針は、止め損なったら回収しておきます。
野菜に混入しないようにします。
植木鉢のひとまわりを止めました。
余分な防虫ネットをカットしたら、三つ折り位にしながら、横をホチキスで止めます。
特にプランターの『フチ』部分は、ゆるみが無いように注意します。
上部分は、ホチキスで何ヶ所か固定しておきます。
下側は余分な長さを何重かに折り返して、クリップでしっかり止めます。
防虫ネットの本体ができました。
4-『収穫用の窓』の作り方
カットをした『残りの半分』の防虫ネットを使って、収穫用の『窓』を作ります
サイズを合わせて、正方形に切り出しました。
切りっぱなしの部分は、ホチキスで三つ折り程度に折り返して止めます。
上にかぶせて、輪の3分の1程度を、ホチキスで固定します。
支柱があってデコボコしている部分も、すき間が出来ないように止めます。
上の窓部分をめくって、収穫ができます。
固定しない部分は、クリップで細かく止めます。
収穫用の窓は、開けずにそのまま『水やり』が可能です。
丸プランターの、防虫ネットが出来上がりました。
5-『横長プランター』の支柱の立て方

我が家では、100均の『横長プランター』でも野菜を育てています。
横長プランターも『虫除け対策』で、地面から少し高い位置に設置してあります。

丸プランターのスタンドを、2点並べた物です。
高さが出るので、収穫が楽になります。
プランターと防虫ネットがセットになった物や、地面に設置する防虫ネットはありました。
地面から高くしてあるプランター用の防虫ネットは、やはりなかなかありません。
こちらも自作したいと思います。

今回は100均の『U字型園芸支柱』で作ります。
U字型園芸支柱のカーブが合わなかったので、曲げて修正します。
頭部分をいったん押して、カーブをあまくします。
支柱が広がる感じになります。
↓
外に広がってしまった両端を、下に向かって曲げます。
支柱をプランターに設置します。
交差するようにプランターの土にさしたら、クロス部分をワイヤーで固定します。
6-収穫しやすい『虫除けネット』の作り方
横長プランターに、防虫ネットを取り付けます。
丸型プランターと同じように、防虫ネットは横長に半分にして使います。
同じく、防虫ネットを『ぐるっと巻きつけるように』使います。
まず上部の支柱がクロスされている場所で、防虫ネットをホチキスで固定します。
防虫ネットで支柱をくるむようにしたら、2枚をつまんでホチキスで止めます。
3カ所ほど止めました。
そのまま左右のアーチ部分も止めます。
防虫ネットの輪の中に、支柱が通してある雰囲気です。
アーチの手前側が固定されました。
防虫ネットの下の両端を、手前でホチキスで止めます。
切れ端の下側を何重かに折り返して、クリップで止めていきます。
プランターのフチ部分にすき間ができないように、しっかり固定します。
後ろ側もすき間なく止めます。
本体が出来たら、収穫用の窓を作ります。
残りの横長の防虫ネットを、長さを半分に短く切って、短くして使います。
先ほど本体の『防虫ネットを止めた上』から、『窓用の防虫ネット』をホチキスで固定します。
同じく上部の10センチほどです。
たるみが無いように折り返しながら、クリップで左右を止めていきます。
下側を開けて収穫しますので、手が入るようにします。
窓の裾の部分は、切れ端の方を、折り返して止めておきます。
両脇を下まで、クリップで止めます。
裾側は、止めてあるクリップで、一緒に止めます。
横長プランターの、防虫ネットが張れました。
低い位置から収穫ができますので、お子さんなどにもお勧めです。
プランターを虫除け対策で、植木鉢スタンドの上に乗せます。
プランターひとつでは安定感が悪いので、窓を背中合わせにして、ふたつ並べます。
プランター2点を、ビニール紐で固定します。
角でしばると結びやすいです。
両側から収穫ができます。
ちなみに『防虫ネットの設置時期』は、種まきや植え付けから、なるべく早くがおおすすめです。
後から防虫ネットを取り付ける際、プランターに虫が残っていないか、気を付ける手間がかかりません。
またそれぞれの設置方法は、逆にも取り付けが可能です。
丸型プランター→U字型支柱
横長プランター→園芸支柱や割りばしを四隅に立てて、上も園芸支柱で四角に作る
取り立ての野菜はおいしいですよね(*^_^*)
→プランターで生姜(ショウガ)栽培【水やり】ができれば育て方は簡単
今回使用した道具
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- 防虫ネット:100均 ※プランターひとつに対して、防虫ネットひと袋
- プランター:100均
- ワイヤー:100均
- 園芸用ワイヤー紐:100均
- 園芸支柱:100均
- U字型支柱:100均
- クリップ(洗濯ばさみ):100均
- 植木鉢スタンド:100均
- ビニール紐:100均
- 丸型プランター:ホームセンター
- 割りばし
- ペンチ
- ニッパー
- ハサミ
- ホチキス