100均の『野菜の種』をプランターで育てました。
ちょっとしたコツだけ気を付ければ、おいしいサラダの葉を、毎日収穫できます。
レタスなどの『サラダミックス』。
いろいろな葉野菜の種が入っている『ベビーリーフ』。
真夏も育てられる『スイスチャード』。
3種類の100均の種をまきました。
『プランター』への『種まき~収穫』までの、約1ヶ月間の栽培記録です。
目次
- 1-『真夏』も収穫できるカラフルな『スイスチャード』
- 2-プランターの『種まき』のやり方
- 3-発芽後の『間引き』のやり方
- 4-発芽までと発芽後の『水やり』の仕方
- 5- サラダの葉を『収穫する背丈』
- 6-100均のサラダ用『ベビーリーフ』
- 7-ベビーリーフの種まきの仕方
- 8-ベビーリーフの『収穫』のやり方
- 9-100均の『レタス・サラダミックス』の種まき
- 10-レタスの収穫方法
- 11-家庭菜園の『害虫対策』
- 今回使用した道具
1-『真夏』も収穫できるカラフルな『スイスチャード』
100均の西洋不断草(ふだんそう)、『スイスチャード』の種です。
暑さや寒さに強く、とても丈夫です。
赤やピンク・黄色などの、『柄の色がカラフル』でかわいい野菜です。
鮮やかな茎の色は、ポリフェノールの一種です。
他の植物の生育が止まってしまう『真夏』も成長し、真冬以外は育つので『不断草(ふだんそう)』と呼ばれています。
酷暑の真夏は、葉野菜の育ちが悪くなるので、真夏用に一カ所植えておくと便利です。
種まきから、約1ヶ月後に収穫が可能です。
2-プランターの『種まき』のやり方
スイスチャードの『種まきの時期』は長く、3月から10月までできます。
まずプランターに鉢底石を入れます。
鉢底石は植え替えの時に楽なように、ネットに入れてあります。
排水口ネットなども使えます。
土は野菜用の培養土を使用します。
種は着色でコーティングされていました。
プランターに土を入れます。
土はめいっぱい入れずに、プランターのフチから2センチ位は少なめにします。
ウォータースペースと言って、水やりの水が少しの間たまるようにします。
種まきの前に水やりをたっぷりして、土を湿らせておきます。
種まき用のミゾを作ります。
割りばしを使って、5センチ間隔くらいのミゾを作りました。
2~3センチ間隔で、ひとつずつミゾに種をまきます。
土はミゾが軽く隠れる程度にかぶせました。
最後にもう一度水やりを軽くします。
種が流れないように注意します。
3-発芽後の『間引き』のやり方
種まきから10日めです。
発芽しました。
寒の戻りで発芽がやや遅れた感じがします。
発芽が出揃って、葉が重なっていたら間引きをします。
隣の芽と距離を取るように、どちらかを取ります。
残す芽を一緒に抜かないように気をつけます。
小さなハサミがあれば、消毒して使います。
間引きは隣り合った苗の、葉の先が重なりだしたタイミングで、その都度行います。
発芽から2週間後です。
だいぶ育ちました。
さらに10日後です。
葉が重なってきたので、2度目の間引きをしました。
同じように葉が重なったら、間引きをします。
葉の虫食いがあれば、そちらを間引きます。
間引いた葉は、ベビーリーフとしてお料理に使えます。
クセのないホウレン草のような味で、サラダにしても美味しいです(*^_^*)
10センチほどに育ってきたら、株元がグラグラしている株に土寄せをします。
周りの土を少し寄せて、株元に盛り上げます。
根のそばに土を寄せてあげる事を『土寄せ(つちよせ)』と言います。
4-発芽までと発芽後の『水やり』の仕方
種まきをしてから発芽するまでは、絶対に乾燥させないようにします。
乾燥すると発芽しません。
水やりは毎朝必ずします。
発芽後の水やりも、プランターの場合は毎朝たっぷりします。
たっぷりとは、植木鉢の底から水があふれ出てくるまでです。
地植えの場合は、根付いてしまえば2~3日おきの水やりでも大丈夫です。
土の量が限られている『プランター』の場合は、夏に水やりを忘れると枯れてしまいます。
5-サラダの葉を『収穫する背丈』
スイスチャードは11月ごろまで収穫ができます。
30センチ間隔まで間引いて、大きく育てる事もできます。
『ほうれん草』と同じような使い方ができ、煮たり油炒めをして食べられます。
ただ、大きく育ったスイスチャードは独特の風味があり、好みが分かれます。
割りばしの半分ほどの背丈で収穫をすると、クセが無くサラダに使えます。
少しずつ収穫する時は、外側から収穫します。
ベビーリーフの収穫は、爪の先でも切れます。
収穫まで発芽から1ヶ月でした。
外側を収穫します。
柔らかい葉はシーチキンとドレッシングであえて、サラダにして頂きました。
収穫後の様子です。
↓
一週間後、また収穫が可能になりました。
とても良く育ちます。
6-100均のサラダ用『ベビーリーフ』
同じく100均の、ベビーリーフの種です。
小松菜やチンゲンサイなど、数種類の種が入っています。
草丈が小さい内に収穫して、サラダに使います。
7-ベビーリーフの種まきの仕方
同じくプランターに種まきをします。
スイスチャードと、種まきの手順は同じです。
4日めで発芽しました。
発芽から3日がたちました。
ちなみに間引きをたくさんする事になりますが、バラバラと適当に種をまいても発芽はしました。
8-ベビーリーフの『収穫』のやり方
ベビーリーフは色々な野菜の若い葉の事です。
だいたい5センチ~10センチの背丈で収穫します。
すぐに収穫をしますので、間引きはしなくても大丈夫です。
種まきの手順、置き場所や水やりの仕方はスイスチャードと変わりません。
発芽から2週間後です。
どんどん育ちますので、毎日おいしいサラダが食べられます。
スイスチャードよりも、柔らかい葉が多いです。
9-100均の『レタス・サラダミックス』の種まき
100均のレタスの種です。
レタス好きの私は外せません
(*^_^*)
こちらもプランターに種まきをしました。
ちなみにプランターの形は特に関係ありません。
普通の植木鉢でも種まきは可能です。
種まきの手順も、間引きも水やりも、スイスチャードと同じで大丈夫です。
レタスの種も、同じく4日めで発芽しました。
発芽から2週間です。
ポツポツと発芽した直後に、長い寒の戻りがあったため、バラつきが出てしまいました。
天候不順は仕方ありません。
10-レタスの収穫方法
さらに10日後です。
収穫をします。
同じように、まわりの葉から収穫をします。
中心部分の短い葉は残します。
3日後です、復活しています。
レタス・サラダミックスなので、右側は他の野菜のようです。
ようやく暖かくなって、残りの種も発芽しました。
暖かくなると数日で成長して、収穫が可能になります。
スイスチャードも順調に育っています。
11-家庭菜園の『害虫対策』
家庭菜園の害虫対策は、虫除けネットが便利です。
プランターに園芸支柱を立てて、まわりに防虫ネットを取り付けます。
家庭菜園用のプランターには、最初から防虫ネットがセットの物もあります。
私は自分で作るのが楽しい派なので自作しました。
人が食べる野菜の葉はおいしいので、害虫にも人気があります。
防虫ネットは後から設置すると、中に害虫が残ってしまう事があります。
種まきの時に、同時に設置してしまうのがおすすめです。
→プランター家庭菜園【防虫ネットの張り方】100均支柱で簡単手作り
今回使用した道具
- 野菜の種:100均
- プランター:100均とホームセンター
- 鉢底石:100均
- バーミキュライト:100均
- 防虫ネット:100均
- 洗濯ばさみ:100均
- 野菜用の土:ホームセンター
- ネット:通販
- 割りばし
- ゴム手袋
- ジョーロ
- シャベル
- ハサミ