我が家の『キッチンとリビング』は、隔てる『引き戸』を外して『通しで使用』しています。
さかいめに、大きな食器棚を置いています。
この大きすぎる『家具の裏側』が見えてしまっていて、何とか『カバー』したいです。
家具の『脇と背面をDIY』して、ついでに『テレビも壁掛け』にしました。
目次
- 1- 家具の裏の『デッドスペース』を何とかしたい
- 2-『壁面収納』をDIY
- 3- 棚を作る方法
- 4- 白木の棚を木目調に塗装する方法
- 5- ボーダー壁紙で装飾する
- 6- 家具の裏側の目隠し
- 7- 壁を作って設置する
- 8- 棚と食器棚を接続
- 9- モール代わりのケーブルカバー
- 10-『壁掛けテレビ』を設置
- 今回使用した道具
1-家具の裏の『デッドスペース』を何とかしたい
さかいめに置いてある、食器棚の裏側です。
手前にはテーブル代わりの台を置いてあって、テレビも乗せています。
ここを『目隠し』&『デッドスペース』の有効活用をしたいと思います。
2-壁面収納をDIY
食器棚の脇に『壁面収納の棚』を作ります。
サイズを計って、木材をカットします。
角度が曲がらないように、ノコギリを『垂直』にして切り出します。
カットができました。
木材はホームセンターで購入すれば、カットしてくれる所も多いです。
3-棚を作る方法
まず棚の『左側』を作ります。
左側のサイド板に、『左脇からビスをうって』棚板をつけます。
止める棚板の厚みを考慮して、キリで穴を開けます。
開けた穴にビスを止めます。
左脇を止めました。
次に棚の『背面』の板をつけます。
大きな一枚板が無かったので、2枚繋げます。
背面は棚を支える土台ですので、少し厚みのある物にしました。
位置を合わせなければいけない、上側にあわせてビスをつけます。
下側もつけて、背面に2枚の板を取り付けました。
背面の板と、棚板部分をビスでつなげます。
棚にする板がまがらないように、『背面板の裏側』に『ビス止めの位置』を、正確に計って横線を引きます。
引いた線の場所に、キリで穴を開けます。
横から棚の位置を確認しながら、ビスで固定します。
一番上部の『ストッパーになる板』を置いてみました。
(写真は置いてみただけで、曲がってつけるわけではありません)
後で『横からビス止め』しますので、ストッパー部分が無くても大丈夫です。
しかし、あると作業が一人でもできますし、しっかりします。
右脇の板以外、全てがつきました。
最後に『右脇部分』の板をつけます。
ここが食器棚の『裏側に繋げる本体』ですので、左側より厚い板を使用しました。
右脇の板も、取り付けました。
4-白木の棚を木目調に塗装する方法
食器棚に合わせて、茶色の水性ニスを塗ります。
このニスは、白木に塗っても『濃い茶色』は出ません。
まず白木に着色をします。
使い捨て手袋と、小さくカットしたスポンジを使用します。
手袋は2重にするか、厚手にした方が、万が一の場合も手が汚れません。
『ステイン塗料』をスポンジで塗っていきます。
ステイン塗料のビンは、最初に振ってよく混ぜます。
木目を表現するように、『左右に手を大きく動かして』模様をつけるように塗ります。
よく乾かしてから、上にニスを塗り重ねます。
処分が簡単な、ヨーグルトの空き容器を使いました。
ハケは100均の物です。
こちらも木目を造るように、左右にハケを大きく動かして塗ります。
こんな感じになりました。
白木の部分は、柄の壁紙を貼る予定です。
5-ボーダー壁紙で装飾する
トリムボーダーを『棚板の奥』の、白木に残した部分に貼ります。
少し大きめにカットして貼っていきます。
こちらのボーダー壁紙は、裏シール付きです。
余分な部分をカッターで切ります。
できました。
棚の雰囲気が変わりました。
面積が狭い場所に壁紙をはる時は、少し濃いめの色でも大丈夫です。
6-家具の裏側の目隠し
家具うら部分にあたる板に、壁紙を貼ります。
手前の棚の『茶色の部分』は残しますので、計って線を引きます。
こちらにもボーダー壁紙を貼ります。
先ほどより面積が広いので、薄めの色合いにしました。
こちらは裏側が、シールタイプではありません。
本来は壁紙のりで貼るのでしょうが、簡単に両面テープで貼ります。
ホームセンターで購入した『両面テープ』です。
この下にもう1枚、『ボーダー壁紙を貼った板』を設置します。
『上下の柄』を繋げなければいけませので、上段は壁紙を『下から』貼っていきます。
上まで貼ったら、余分なボーダー壁紙は、板の裏側に折り返します。
7-壁を作って設置する
下側につける板で、壁を作ります。
右端は柱に隠れて見えなくなりますので、線を引いておきます。
今度は上と柄を繋げるので、上側から壁紙を貼っていきます。
左端は、板の裏側に折り返します。
右端は『先ほど引いた線の辺り』まで貼ります。
下の板も、『柄を合わせて』繋げて貼っていきます。
一番下は、折り返して止めます。
板の裏面に、両面テープでしっかり貼りました。
8-棚と食器棚を接続
『棚本体』を、食器棚の裏側に固定します。
食器棚の『枠部分』に、ビスで止めていきます。
何カ所か、長めのビスでしっかり固定しました。
食器棚の『見えてしまっていた裏側』の、上段が隠れました。
続いて、先ほど作った『下段用の板』を、その下にビスで繋げて止めます。
これで食器棚の裏側の『壁』ができました。
9-モール代わりのケーブルカバー
作成した壁ですが、『茶色に塗装した部分』と『壁紙を貼った部分』のさかいめがあります。
ここに100均で購入した、モール代わりの物を貼ります。
100均の、コードを収納するカバーです。
『コードケーブルカバー』を、計った長さにカットします。
カバーには両面テープが付属でついています。
『壁紙』と『塗装した板』の、境目に貼ります。
モール代わりに使用します。
このカバーは、もちろんコードも収納できます。
10-『壁掛けテレビ』を設置
すぐ下の台に置いてあった、テレビを『壁掛け』にします。
棚の下側に取り付けます。
我が家のテレビはREGZAです。
レグザには、固定用の付属の部品が元々付いています。
固定部品の3カ所を、ビス止めして取り付けます。
これだけで、テレビが壁掛けになりました。
棚が完成しました。
奥行きを深めにしたので、ティッシュペーパーなどの実用的な物も置けます。
また、高さを20センチ以上にしたので、ファブリーズなどのスプレー類も置けて便利です。
食器棚の裏側のカバーができて、収納も増えました。
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今回使用した道具
- 和信ペイント水性ウレタンニスオーク:ホームセンター
- ロックペイント水性ステインオーク:ホームセンター
- 両面テープ:ホームセンター
- トリムボーダー壁紙:通販
- コードケーブルカバー:100均
- ハケ:100均
- 使い捨て手袋:100均
- スポンジ:100均
- ビニール袋:100均
- ヨーグルト容器:再利用
- 木材
- ビス
- キリ
- ノコギリ
- スケール
- カッター
- ハサミ
- ペン
- ドライバー