100均【モンステラ】手のひらサイズ→葉に切れ込み大型観葉植物に育つまで

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100円ショップで、手のひらに乗るサイズの、小さな『モンステラ』を購入しました。

初めは『葉に切れ込み』がありませんが、半年後にはモンステラらしい、切れ込みが入るようになりました。

今では巨大化して、立派な観葉植物です。

『手のひらサイズ』→『大型観葉植物』になるまでの、8ヶ月間の栽培記録です。

追記
→モンステラの『気根の画像』と、『葉の開き方』を、追加で掲載しました。

目次

1-モンステラの種類と育て方

モンステラは、ポトスのような『つる性植物』です。

一般的に100均で販売しているモンステラは、『ヒメモンステラ』と呼ばれる、小型の種類が多いです。

モンステラの画像

ヒメモンステラは『幼苗』のうちは、葉に切れ込みがありません。

モンステラの画像

成長とともに、深い切れ込みが入ってきます。

常緑の多年草で、丈夫で初心者でも育てやすい植物です。

日陰でも育ちますが、暗すぎるとヒョロっと徒長してしまうので、適度な日当たりがある場所が良く育ちます。

寒さには弱いので、上着が必要な時期は、室内で育てます。

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2-100均のモンステラ苗の『植え替え時期』と『植え替え方』

モンステラの画像
ダイソー モンステラ 小型サイズ

春先に『100均』で購入したモンステラです。

『大きめ』と『小さめ』が売っていましたが、お安い方の『手乗りサイズ』にしてみました。

購入したままの植木鉢では育たないので、早めに植え替えをします。

植え替え時期は、成長期の春~秋です。

室内の暖かい環境を保てれば、一年中植え替えが可能ですが、できれば春の方がおすすめです。

植木鉢の画像
ダイソー 植木鉢 角深型6号

成長が早い植物ですので、ふたまわりほど、大きめの植木鉢を選びました。

植木鉢の画像

水はけが良いように、植木鉢に鉢底石を入れます。

鉢底石は後々の管理が楽なように、ネットに入れてあります。
排水口ネットのようなもので、大丈夫です。

植木鉢の画像

植木鉢に半分位、土を入れます。

土の画像
カインズ 花の土

土は花用の培養土を使いました。
モンステラは、水はけが良い土を好みます。

モンステラの茎を、中指と薬指の間に挟んで、逆さまにして鉢から抜きます。

モンステラの画像

きれいな根が確認できました。

モンステラの画像

苗を中央に置いて、周りに土を入れます。

モンステラの画像

土を軽く押さえて、苗を安定させます。

植木鉢の画像

土は植木鉢のフチから、2~3センチほど少なくなるように調整をします。

ウォータースペースと呼ばれるもので、水やりの時に少しの間、水がたまるスペースです。

モンステラの画像

最後にたっぷりと、水やりをします。

我が家のモンステラは、室内で育てました。

モンステラの画像

植え替えから10日後です。
根元から、新しい葉が展開してきました。

無事に根付いてくれたようです。

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3-モンステラの『葉に切れ込み』が入るまでの期間

モンステラは幼苗のうちは、葉に切れ込みがありません。

モンステラの画像

モンステラの葉の切れ込みは、後からだんだん入ってきます。

モンステラの画像

購入直後は、手のひらに乗るサイズでした。

モンステラの画像

購入後すぐ植え替えをして、1ヶ月後です。
葉が一枚増えました。

モンステラの画像

購入してから3ヶ月後です。

大きめの葉が生えるようになりましたが、まだ葉に切れ込みはありません。
幼葉のままです。

モンステラの画像

購入から4ヶ月後、園芸支柱を立てました。
とりあえず、それぞれの葉を固定しています。

モンステラの画像

さらに1ヶ月後です。
ぐんぐん育っています。

モンステラの画像

6ヶ月めに入り、夏という事もあって、急成長しました。
そろそろ、植え替えが必要そうです。

モンステラの画像

大きめの植木鉢に、鉢増しをしました。

モンステラの画像

半年がたった頃、葉に切れ込みが入りはじめました。
切れ込みは、まだ一カ所です。

モンステラの画像

次に生えた葉は、モンステラらしい、切れ込みのある葉でした。

この葉になるまで、約半年かかりました。

モンステラの画像

モンステラには『気根(きこん)』と呼ばれる、途中から生えてくる根があります。

モンステラの画像

気根はモンステラらしさの一つですので、残した方がオシャレです。

しかし、じゃまなようでしたら、どこからでも切ってしまって問題ありません。

モンステラの画像

株分けをする時は、この気根を残しておくと、簡単に根付きます。

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4-モンステラが倒れる→『鉢増し』と『100均支柱の立て方』

モンステラの画像

購入してから3カ月ほどすると、モンステラが成長して、倒れるようになりました。

モンステラは『つる性植物』ですので、自分では自立ができません。

モンステラの画像

いったん、仮の園芸支柱を立てます。

ビニールひもの画像
ダイソー 園芸用ワイヤー入りビニールひも

ワイヤー入りのビニール紐で、固定をします。

ガーデンクリップの画像
ダイソー ガーデニングクリップ

固定は園芸クリップや、麻ひもなどでも大丈夫です。

モンステラの画像

モンステラの茎側は、ゆるみを持たせ、ワイヤーをねじります。

モンステラの画像

支柱側はしっかり固定して、端は1センチ位でカットをし、下側に向けておきます。

モンステラの画像

他の支柱も、同じように立てます。

モンステラの画像

適時、園芸支柱を立てていきます。

モンステラの画像

そろそろ半年がたちました。
植木鉢が手ぜまになってきましたので、『鉢増し』をします。

モンステラの画像

成長が早いので、ふたまわり大きい植木鉢に植え替えます。

植木鉢の画像
ダイソー 菊鉢9号

ひとまわり~ふたまわり大きい植木鉢に植え替える事を、『鉢増し(はちまし)』と言います。

モンステラの画像

固定してある、園芸支柱のワイヤーを、いったん全て外します。

鉢底石の画像

新しい植木鉢の底に、鉢底石を入れます。

モンステラの画像

植木鉢を逆さまにして、モンステラを取り出します。

モンステラの画像

新しい植木鉢に、半分ほど土を入れて、その上にモンステラを置きます。
そして、まわりにも土を足していきます。

土は同じく、花用の培養土を使いました。

100均の園芸支柱を使って、モンステラの支柱を立てます。

園芸支柱の画像

行灯仕立ての支柱の、輪の部分だけを使います。
同じサイズを3つです。

小さいサイズの支柱の、一番小さい輪です。

園芸支柱の画像
ダイソー 園芸支柱 小さいサイズ

もちろんこの園芸支柱を、そのまま使用する事もできます。
今回はもう少しオシャレになるように、手を加えてみます。

モンステラの画像

葉を痛めないように、輪にモンステラを全て通します。

モンステラの画像

その輪のサイズに合うように、『輪の内側』に均等に3カ所、園芸支柱を立てます。

円柱形になるようにします。

支柱は70センチ程度の物を、3本使いました。

輪は『一番上の上段と、一番下の下段』を支柱に固定します。

園芸支柱の画像

ただし一番上段は、『輪の外側』に園芸支柱を固定します。

園芸支柱の画像

中間のふたつの輪は、固定せずに遊ばせておきます。
輪の連結部分を、支柱の外側に沿わせると、ある程度固定が可能です。

上下の固定場所を、変える事によって、中間の輪を途中で、自由に止める事ができます。

固定は同じく、ワイヤー入りビニールひもを使いました。

モンステラの画像

モンステラの葉を、適当な高さの輪から、引き出すようにします。

園芸支柱の画像

モンステラの成長に合わせて、中間のふたつの輪も、だんだん固定していきます。

モンステラのサイズに合わせて、輪の数は増やせます。

モンステラの画像

支柱の立て方は、決まったものはありません。
ヘゴ支柱なども一般的です。

鉢増しで注意する点は、最終的に大きくなるからといって、『初めから、大きすぎる植木鉢に植え替えない』事です。

大きい植木鉢は土の量が多い為、土が湿ったままになって、根腐れの原因になります。

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5-モンステラの『水やり』の仕方と頻度

モンステラの水やりは、土の表面が乾いてきたら、たっぷりと水やりをします。

たっぷりとは、植木鉢の底から、水があふれ出てくるまでです。

ジョーロの画像

我が家は室内で育てているので、年間を通して一週間おき程度に水を与えています。

春と秋の窓を解放する季節は、乾燥が少ないので、一番水やりの頻度が少ないです。
その時期は、だいたい10日おき程度に水やりをしています。

反対にエアコンを付けている時期は、室内が乾燥してしまう事も多く、そんな場合は少しマメに水やりをしています。

冬に暖かい部屋置きでなく、成長が止まりがちな場合は、水やりの間隔も長くします。

毎回でなくてもいいので、屋外やベランダ、お風呂場などに移動して、上から葉水をかけながら、たっぷりと水やりをすると元気に育ちます。

屋外に出す時は、夏は直射日光に、長時間あてないようにします。
葉が焼けてしまうので、木漏れ日程度の場所が適しています。

また、冬は寒さに長時間さらさないように、注意をします。
どの位が長時間かというと、半袖で耐えられる時間です。

また水やり後に、受け皿に溜まった水は、すぐに捨てるようにします。

大きい観葉植物の場合、受け皿の水の処分が大変です。

スポイトの画像
カインズ スポイト 10ml

我が家ではプラスチック製のスポイトで、水を吸い上げて捨てています。

モンステラの画像

モンステラは吸い上げた水が、葉の表面に水滴としてたまります。

床に水滴が落ちますので、電気製品などに注意が必要です。

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6-モンステラの『肥料』の与え方

肥料は通常、春から秋の『成長期』に与えます。

モンステラはあまり肥料を必要としません。
控えめに与える事を心がけます。

肥料の画像
プロミックス 観葉植物用

肥料は決まった物はありませんが、置くタイプの肥料も便利です。

肥料の画像
置き肥

その場合は植木鉢の端にそって、数粒を置きます。
新しい物を追加する時は、古い固形肥料は撤去して更新します。

肥料の画像
ハイポネックス原液 800ml

液体肥料の場合は、原液を水で薄めて与えます。

液体肥料=液肥(えきひ)は、いったん普通に水やりをして、土に水分が行き渡ってから、改めて与えます。

我が家の場合、この菊鉢9号で、10リットルの水にキャップ1杯を、2~3週間に一度ほど与えています。
1リットルの水ですと、キャップ10分の1杯です。

慣れないと少なく感じますが、多すぎる肥料は、根を傷めてしまいます。

冬でも暖かい室内では、新芽を伸ばすので、その場合は肥料を与え続けます。

肥料はいっぺんにまとめて与えようとせず、モンステラの様子を見ながら少しずつ与えます。

『寒くなってないのに、最近あまり成長しなくなった』と感じてから、追加で与える状態で大丈夫です。

植え替え直後や、弱っている時、冬に成長が遅い時は、肥料は与えません。

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7-モンステラの『葉の開き方』

モンステラの葉は、小さな葉が、だんだん大きくなるタイプではありません。

モンステラの画像
モンステラの新芽

まず、フシのある場所から、新芽が上がってきます。

モンステラの画像

新芽が伸びた直後の、モンステラの葉は、丸まっています。

モンステラの画像

巻いた紙のような状態から、だんだん開いてきます。

モンステラの画像

開いた直後は、黄緑色ですが、だんだん色が濃くなります。
葉が開いた直後に、もう一回り大きく育ちます。

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8-モンステラの『置き場所』

モンステラには耐陰性がありますが、適度に日に当てた方が、よく育ちます。

カーテンの画像

真夏の直射日光は苦手なので、レースのカーテンごしの日光程度の場所に、置くようにします。

モンステラは寒さが苦手です。
冬に窓辺に近づけすぎて、弱らせないように気をつけます。

また、エアコンの直風にも、当てないように気をつけます。

モンステラの画像

手乗りサイズのモンステラを購入してから、8ヶ月がたちました。
立派な大型の観葉植物になりました。

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今回使用した道具
    • モンステラの苗:100均
    • 植木鉢:100均
    • 鉢底石:100均
    • 排水口ネット:100均
    • ゴム手袋:100均
    • 園芸支柱:100均
    • ワイヤー入りビニール紐:100均
    • 養生シート:100均
    • 液体肥料:通販
    • 観葉植物用置き肥:ホームセンター
    • 花用の培養土:ホームセンター
    • スポイト:ホームセンター
    • シャベル
    • ジョーロ
    • ハサミ
    • ペンチ

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