サラダやパスタなどに『ちょっと入れる』と、プロ並みにおいしくなる『バジル』の葉。
いつも新鮮なバジルを使えるように、プランターで種まきをしました。
発芽率も良く、丈夫で育てやすいハーブです。
目次
1-プランター栽培の『種まき』のやり方
バジルの種です。
種はとても細かいです。
寒さに弱いので、種まきは『暖かくなったゴールデンウイーク頃』がおすすめです。
水はけが良いように、プランターに鉢底石を入れます。
鉢底石は後々の管理が楽なように、ネットに入れてあります。
ネットは今回は通販で購入しましたが、玉ねぎやみかんが入っているネットと同じものです。
排水口ネットなども使えます。
植え付けの土は、野菜用の土を使用しました。
バジルは水はけと、水もちが良い土を好みます。
プランターに土を入れたら、割りばしなどを押し当てて、種をまくミゾを作ります。
ミゾに片寄らないように、パラパラと種をまきます。
土はかけないか、薄くかけます。
種が流れないように、そっと気をつけながら、たっぷりと水やりをしました。
たっぷりの基準は『プランターの底から水が出てくるまで』です。
明るい日陰に置いて、発芽するまで毎朝、たっぷり水やりをして乾燥させないようにします。
2-発芽後の水やりの仕方
種まきから4日めです。
バジルが発芽しました。
発芽が出そろったら、風通しの良い日なたに移動します。
水やりの仕方も変えます。
朝にざっと水やりをしたら、夕方までにはだいたい土が乾いているようにします。
ただし、乾燥しすぎはよくありません。
『日当たり』と『風通し』、そして『水やり』を間違うと徒長してしまいます。
『徒長(とちょう)』とは、茎がひょろひょろと細長く伸びてしまう事です。
徒長した苗は、頭でっかちで倒れやすく、病害虫にも弱いです。
3- 間引きのやり方
↓
発芽から2日め、間引きをしました。
葉が『重なり合っている』芽を、間隔が空くように、どちらかを引き抜きます。
間引きをして、日当たりを確保します。
発芽してから、一週間がたちました。
また葉が重なっています。
2度目の間引きをしました。
間引きをする芽の基準です。
・茎が他より長い(徒長している)
・茎が曲がっている
・葉の形がおかしい
・葉の色が薄い
・他の芽より成長が遅い
・葉に虫食いがある
などの芽を、指先でとります。
残す芽を一緒に抜かないように気をつけます。
難しいようでしたら、無理をせずに小さなハサミでカットします。
ハサミは消毒した物を使用します。
葉が重なり合っています。
間引きをして、日が当たるようになりました。
4-枝数を増やす為の『摘芯』のやり方
発芽から1ヶ月がたちました。
収穫もかねて、さらに間引きをします。
成長が遅れているものを間引きします。
ひとつだけ極端に成長しているものも、カットします。
間引きしたベビーリーフは、お料理に使いました。
新鮮で香りが高く、非常においしいです。
背丈が20センチほどになったら、先端をつまみ取って摘芯をすると、枝数が増やせます。
先端をカットする事を『摘芯(てきしん)』と言います。
→初心者におすすめ!100均のレタスの種まき簡単プランター家庭菜園
今回使用した道具
- バジルの種
- プランター: ホームセンター
- 野菜用の土: ホームセンター
- 鉢底石: 100均
- ゴム手袋: 100均
- ハサミ
- 割りばし
- ジョーロ