お料理にちょっと足すと、おいしい『シソ(大葉)』の葉。
とりたての『新鮮な葉』が香りがいいです。
種を購入して、『プランター』に種まきをしました。
『植え替えなし』の、簡単な『手抜き種まき』です。
発芽率も良く、育てるのも簡単です。
目次
- 1- 紫蘇(シソ)の育て方
- 2-『シソ』『大葉』の違い
- 3-『手ぬき』種まきの仕方
- 4- 条まき(すじまき)で種をまく方法
- 5- 発芽してからの『水やり』の仕方
- 6-『間引き』のやり方
- 7-『摘芯』のやり方
- 8- シソは『半日陰』で育てる
- 今回使用した道具
1-紫蘇(シソ)の育て方
『紫蘇(シソ)』はお料理に気軽に使える、手頃なハーブです。
『水やり』さえできれば、丈夫で夏の間中、ずっと収穫が楽しめます。
『種まき時期』は暖かくなってからで、ゴールデンウィークの前後くらいです。
『地植え』でも『プランター』でもよく育つので、家庭菜園の初心者向きの植物です。
2-『シソ』『大葉』の違い
『シソ(大葉)の種』を購入しました。
紫蘇(シソ)には『赤ジソと青ジソ』があり、青ジソの『別名』が大葉(おおば)です。
種まきの時期は、暖かくなった春『4月~6月ごろ』の、寒くも暑くもない頃です。
購入した袋には、細かい種がたくさん入っていました。
発芽率は、6割ほどと記載されています。
種は一晩水につけて、柔らかくしてからまきます。
3-『手ぬき』種まきの仕方
『植え替え』の手間がめんどうですので、『プランターに直まき』をしたいと思います。
まず水はけがいいように、プランターに『鉢底石』を入れます。
次の植え替えの時に管理が楽なように、鉢底石はあらかじめネットに入れてあります。
土は『野菜用』の培養土を使いました。
プランターに土を入れて、初めにたっぷりの水で湿らせておきます。
土は後から湿らせる事もできますが、細かい種が流れてしまうため手間がかかります。
そのままでも種まきはできますが、今回は野菜用の土の上に『バーミキュライト』をのせます。
バーミキュライトのように『肥料成分の無い土』を種まきに使い、カビなどが生えないようにします。
手ぬきをするために、野菜用の肥料入りの土の上に、2センチほどの『バーミキュライト』の層を作りました。
こちらも最初に、たっぷり水やりをしておきます。
たっぷりの基準は、『植木鉢の底から水が出てくるまで』です。
4-条まき(すじまき)で種をまく方法
『割りばし』を使って、種まき用のミゾを作ります。
3本のミゾを作りました。
一晩水につけたシソの種です。
いったんキッチンペーパーなどで、水分をあらかた取ります。
厚紙などを二つ折りにして種を乗せ、種まきをします。
種が小さいので、楊枝などを使って、少しずつ土に落としていきます。
今回の種まきは、ゴールデンウイークがあけた頃でした。
発芽するまでは『明るい日陰』で管理します。
5-発芽してからの『水やり』の仕方
種が流れないように、注意しながら『そっと水やり』を続けます。
発芽するまでは、乾燥しないように、毎朝たっぷり水やりをしました。
種まきから一週間がたち、発芽しました。
発芽したらプランターを、すぐ『日なたに移動』して、よく日光に当てます。
発芽後は毎朝、ざっと水やりをします。
乾燥させてはいけないのですが、夜になる頃には水分が多すぎないようにします。
日光不足だったり、夜間に水分がありすぎると、芽が徒長してしまいます。
6-『間引き』のやり方
発芽から4日がたち、芽が出そろいました。
最初の間引きをしたいと思います。
発芽率は、記載された6割よりも良さそうです。
間引くのは、『葉が重なり合った芽』です。
葉が重なりあっている芽を
『茎が長い芽』
『虫くいがある芽』
を選んでとります。
残すはずの芽を、一緒に間引いてしまわないように注意します。
無理なようでしたら、小さなハサミを使います。
葉の重なりがなくなりました。
これで均一に日光が当たります。
発芽から2週間がたちました。
また葉が重なっているので、同じように間引きをします。
どちらも良さそうな芽の場合は、苗間のバランスを優先します。
2度目の間引きができました。
さらに2週間がたちました。
かなり大きく育ちました。
最後の間引きです。
3株にしました。
シソは日陰で育ちますので、やや密植ぎみでも問題ありません。
標準のプランターだと、4~5株ほどまでは残しても大丈夫です。
シソのベビーリーフは、薬味にしました。
7-『摘芯』のやり方
シソの『枝の数』を増やすために、『摘芯』をします。
茎の先をカットする事によって、わき芽の成長を促す事を『摘芯(てきしん)』と言います。
20センチを越えた位、だいたい割りばしより大きくなったら、摘芯をします。
摘芯する部分は、茎からわき芽が出ているすぐ上です。
この数本のわき芽が伸びて、シソの枝数が増えます。
この時点で発芽から1ヶ月ほどたっていました。
8-シソは『半日陰』で育てる
発芽から50日がたちました。
中央の小さめのシソも大きくなりました。
ある程度育ったら、明るい日陰で栽培します。
直射日光に当たらない方が、やわらかい葉になります。
シソは虫くいが発生する事があります。
『虫よけネット』をかけると防ぐ事ができます。
本葉が10枚くらいになったら、日光が当たっていない『下の方のやわらかい葉』から収穫をします。
シソは乾燥を嫌いますので、水やりは毎朝します。
→三つ葉のプランター栽培【種まき】&育て方が簡単!初心者におすすめ
今回使用した道具
- シソ(大葉)の種・100均
- 野菜用の土・ホームセンター
- バーミキュライト・100均
- プランター・100均
- 鉢底石・100均
- 霧吹きスプレー・100均
- ネット・通販
- ジョーロ
- 割りばし
- 楊枝
- 厚紙
- ハサミ