リビングにオシャレな『大きい観葉植物』を置きたいです。
希望の条件は
◆葉がきれいで
◆丈夫で手がかからず
◆肥料も水もあまり必要なく
◆日陰でも大丈夫
初心者にも育てやすいポトスを、『100均の園芸支柱』に誘引して、『ポトスタワー』を作りました。
目次
- 1- ポトスの『育て方』と『植え替え時期』
- 2-『100均の支柱』でポトスタワーを作る
- 3- 植え替えるポトスの長さ
- 4- ポトスの『水やり』の頻度
- 5- ポトスの『肥料』の与え方
- 6- ポトスタワーは『何株』必要?早く作る方法
- 7- 伸びすぎた場合の『剪定の方法』と『切る場所』
- 8- ポトスの置き場所
- 今回使用した道具
1-ポトスの『育て方』と『植え替え時期』
リビングの『シンボルツリー』として、『おしゃれ』で『大型』な観葉植物が欲しいです。
日陰にも耐え、手が掛からない『ポトス』。
丈夫で水やりや肥料の手間も、ほとんど掛かりません。
初心者向きの、観葉植物です。
ポトスの植え替えは、『成長期』の暖かい時期、特に春がおすすめです。
2-『100均の支柱』でポトスタワーを作る
100均の園芸支柱で、『ポトスタワー』を自作します。
植木鉢は『大きめのサイズ』を使用します。
植物の地上の枝葉と、地下の根は比例します。
ポトスタワーは背が高くなるので、大きなサイズになる程、大きな植木鉢が必要です。
まず鉢底石を、植木鉢の底に入れます。
後々の管理がしやすいように、ネットに入れてあります。
水はけの良い土を入れます。
ホームセンターなどの、一般的な園芸用土で大丈夫です。
室内に置きますので、必ず新しい土を使います。
園芸支柱の、輪の部分を使用します。
サイズは小さめを使います
ニッパーなどで、輪の部分を取り外します。
小さいサイズを、2本用意しました。
園芸支柱を土にさして、小さい輪を上にして取り付けます。
取り付けは園芸用の、ワイヤー入りのビニール紐を使いました。
他にはアルミワイヤーなども使用できます。
3-植え替えるポトスの長さ
それぞれの支柱の脇に、ポトスの苗を植え付けます。
このままワイヤー入りビニール紐などで、適時固定しながら上に育てていきます。
ポトスを育てていると、長いつる(茎)が『下に垂れ下がって』伸びてきます。
ポトスは常に上向きに葉を生やすので、下向きに伸びたつるをポトスタワーにしても『葉の向きが逆』になってしまいます。
伸びた後から上方向に固定をしても、最終的には葉が上を向こうとします。
ただ慣れないと、固定途中で『つるが折れてしまう』事も多いので、短めのポトスから育てた方が楽です。
植木鉢のサイズに対して、株元が少し寂しかったので、支柱は4本に増やして育てました。
4-ポトスの『水やり』の頻度
水やりは『成長期』の春から秋は多めに、寒い冬は少なめに与えます。
我が家の場合は、春と秋は一週間おき位。
真夏は4~5日おき位。
寒い冬は10日おき位に与えています。
我が家のリビングは日中も人がいるので、一日中エアコンが効いています。
水やりは室内の『乾燥具合』によっても変わってきます。
水やりには『水分補給』の他にも、新しい酸素を根に届ける役割があります。
ポトスはたいへん丈夫です。
受け皿から水があふれ出ない程度に、少しずつ水やりをしても枯れる事は少ないです。
しかし可能であれば『たっぷり水やり』をした方が、元気で早く育ちます。
ひと月に1~2回程度は、屋外やお風呂場などで『植木鉢の底から水があふれ出てくるまで』、たっぷりと水やりをする方がおすすめです。
また水やり後、受け皿の水は捨てるようにします。
いずれも室内の場合です。
真夏は外で育てているポトスもあります。
屋外の場合は、毎朝水やりをしています。
ポトスは耐寒性がありませんので、上着が必要な気温になったら室内で育てます。
5-ポトスの『肥料』の与え方
ポトスはあまり肥料を必要としません。
普段は『土の上に置いて』、水やりの度に少しずつ肥料が溶け出す『置き肥』も便利です。
あるいは薄めの液体肥料を、月に一度ほど与える方法もあります。
いずれも春~秋の『気温の暖かい時期』に肥料を与えます。
冬の『寒い時期』はあまり成長しませんので、肥料は必要ありません。
植え替えの時に肥料入りの土を使った場合は、しばらくは肥料を与える必要はありません。
6-ポトスタワーは『何株』必要?早く作る方法
初めの3~4本の支柱で育てている間は、『株元』から出てくる『わき芽』を取り除きます。
そうする事で栄養が分散せずに、早く上方向にポトスを伸ばす事ができます。
ポトスが支柱の上まで伸びました。
この状態でも、もう十分リビングに飾れます。
次に園芸支柱の『一番上』部分で、ポトスを切り取ります。
さらに上から『わき芽』が出てくる事もありますが、これも摘み取ります。
株元から新しい『わき芽』が出てきました。
支柱の数を増やします。
4本→プラス4本で、合計8本にしました。
新しい支柱に、わき芽を誘引して育てます。
9号の植木鉢ですと、ポトス4~5株ほどが限界です。
株数が少なすぎても見栄えがよくありませんし、多すぎると根がいっぱいになって、ポトスの元気が無くなります。
うまく『わき芽』が出ない場合もあります。
摘み取ったポトスを水に挿しておくと、根が出ます。
わき芽が出ない場所に、追加で植え付けます。
たくさんわき芽が出たら、1本の支柱に、2本ずつ程度で固定をするとボリュームが出ます。
7-伸びすぎた場合の『剪定の方法』と『切る場所』
ポトスタワーの『お手入れ方法』ですが、てっぺんのポトスが伸びすぎたら剪定します。
ポトスの『葉の付け根から伸びたつる(茎)』を、1センチほど残してカットします。
カットした場所から、またわき芽が出ます。
その都度カットして、お手入れをします。
ポトスタワーの途中からも、わき芽が出ます。
葉の密度が薄い場合は、そのまま誘引して伸ばしますが、必要が無いようでしたら、やはりカットします。
8-ポトスの置き場所
ポトスは耐陰性があり、日陰でも育ちます。
ただし真っ暗な場所では育ちません。
直射日光では『葉焼け』を起こしてしまうので、窓辺のカーテン越しあたりが一番良く育ちます。
観葉植物は全般に、『エアコンの直風』は苦手ですので避けます。
ポトスは『寒さに弱い』ので、真冬は窓から少し離して置くようにします。
増やした支柱の分も、ポトスが伸びました。
春の成長期に育て始めれば、だいたい半年ほどの期間で、ポトスタワーが完成します。
今回使用した道具
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- ポトス
- 園芸支柱120センチ×2本セット→100均
- 行灯仕立て園芸支柱小さいサイズ→100均
- 植木鉢9号→100均
- 鉢底石→100均
- 園芸用ワイヤー入りビニールひも→100均
- 鉢底石を入れたネット→通販
- 花用の培養土→ホームセンター
- プロミックス観葉植物用→ホームセンター
- 液体肥料→通販
- ニッパー
- シャベル
- ジョーロ
- ハサミ