トマトの葉が虫に食べられました。
よく見ると『てんとう虫』がいます。
似ているけれど、これは『テントウムシダマシ』?
画像をよ~く見ると、違いが分かります。
!要注意!
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目次
1-トマトの葉が食べられた
ミニトマトの葉がところどころ、薄くなって透けています。
虫に葉を食べられたようです。
よく見ると『てんとう虫』がいます。
でも、てんとう虫はアブラムシを食べてくれる『益虫』で、葉は食べないはずです。
似ていますがこの虫は『テントウムシダマシ』です。
2-テントウムシダマシ
見分けるのが難しいですが、よく見るとてんとう虫とは違います。
こちらはアブラムシを食べてくれる益虫の『テントウムシ』です。
どちらも『ぱっと見』はそっくりです。
3- テントウムシとの見分け方
テントウムシの斑紋は、くっきりしています。
そして薄羽を格納している、前羽の表面がつるつるしています。
オレンジ色っぽい種類もいて、紋の数は7つです。
こちらは『ナミテントウ』です。
ナミテントウもアブラ虫を食べてくれます。
ナミテントウは、色も紋の数もさまざまで、紋が無いものもいます。
そしてこちらが『テントウムシダマシ』です。
正式に『ニジュウヤホシテントウ』と言います。
テントウムシダマシは、表面がザラっとしています。
太陽の下で実物を見ると、テントウムシのつるつるとの違いがよく分かります。
どちらかというと、アニマル柄っぽい模様です。
斑紋もくっきりせず、ぼやっとしています。
見つけたらガムテープなどで捕獲したり、紙コップなどを下に構えて落としたりします。
草食ですが、かなりの大食漢です。
放っておくと葉を食べつくされて、大変な事になります。
4- テントウムシの幼虫
こちらはテントウムシの幼虫です。
模様は成虫になった時の斑紋と同じで、少しずつ違います。
幼虫も成虫ほどではありませんが、アブラムシを食べてくれます。
成虫のテントウムシと違って、飛んで行ってしまわないのでありがたいです。
『テントウムシダマシ』も正確には『テントウムシ』です。
学術的な違いは『草食』か『肉食』かの違いです。
これほど大食漢で、食べつくさなければ問題ではないのですが、、、(^。^;)
今回使用した道具
- 捕獲用の入れ物: ペットボトルを切ったり、紙コップを使用したりします
- 筆: 100均→テントウムシダマシを捕獲容器に落としたり、テントウムシを捕まらせて、アブラムシの場所に移動させたりします
- ガムテープ: テントウムシダマシをくっつけて捕獲します