【和風の石の玄関】を洋風にDIY【和モダン】坪庭風アプローチに!

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築40年の賃貸一軒家。
大きな『和風の庭石』のある玄関です。

『和洋折衷』で、おしゃれな『坪庭風アプローチ』にDIYしてみました。

目次

  1. 築40年の『和風』な玄関をオシャレにしたい
  2. 切り株の根を撤去するコツ
  3. 大きな庭石の移動の仕方
  4. 『雑草対策』庭石のすき間に防草シートを設置
  5. 白い玉砂利を敷く
  6. 庭の砂利を再利用する為に撤去する方法
  7. プランターボックス設置『コンテナガーデン』
  8. 植木鉢をシャビーシックに『塗装』して明るくする
  9. 『三角の法則』を使ってフラワースタンドを設置する
  10. 『半日陰』におすすめの植物
  11. 今回使用した道具

1-築40年の『和風』な玄関をオシャレにしたい

玄関の石の画像
 

玄関にある『和風』の大きな庭石。
和風を極めればステキなのでしょうが、個人的には好みではありません。

石は移動してもいいそうですが、かなり大きめ。
しかも切り倒した木の根っこが、そのままの荒れた状態です。

この周りは水道管などのフタが設置してあって、深く掘るのも、根を張る木を植えるのもダメそうな気がします。 

でも、玄関は家の顔なので、きれいにしたいですね。

賃貸ですので、完全に洋風に改造するのは無理そうです。
家の雰囲気を生かしつつ、『和洋折衷』でおしゃれな雰囲気にもっていきたいと思います。

2-切り株の根を撤去するコツ

玄関の石の画像
 
まず、どちらにしても見た目が悪い、切ったままの『根っこ』を何とかしたいと思います。
 
玄関の石の画像
 

ここに木を植えているという事は、水道管などは無いんでしょうね??

雨上がりの次の日、土が柔らかくなったのを狙って、周りを慎重に掘り進めてみました。

土が固い状態よりも、かなり楽です。

どうやら木の根っこ以外、何も無さそうでした。

家のまわりを掘る時は、水道管などに気を付けます。

根の画像
 
あまり深く張る根では無いみたいで、何とか撤去ができました。
 
玄関の石の画像
 

でもこの撤去あとのスペースは、木を植えたくなるすき間ですね。

建物の真横に、根を張る木を植えるのは、あまり良くないはずです。
活用できそうもないスペースですので、できればこの隙間をなくしたいです。

3-大きな庭石の移動の仕方

撤去した根は、一番大きな庭石の横にありました。

横を掘ったので、石を足で押してみたら、ほんの少し動きます。
これは移動が可能かもしれません。

持ち上げるのは女性ひとりでは無理なので、ゴロンと転がせないですかね?

両脇を45度に掘ってから、グラグラと押してみました。

玄関の石の画像
 

何と、移動したい反対側に倒れてしまいました!

失敗です。
もはや動きません。
両脇を掘ったのがいけなかったようです。

どうするべきか頭をフル回転させたのですが、エジプトのピラミッドの工事方法を思い出しました。

たしか周りを少しずつ埋めて持ち上げる工法だったはずです。
(間違っているかも!)

玄関の石の画像
 
石の脇にスコップを差し込んですき間を作り、その隙間に石を挟んで止めて、さらにその隙間に土を入れ込みながら立たせていきます。
 
それを繰り返して、反対側に一回転させます。
 
石に挟まれないように細心の注意を払いました。

(基本的に動かす方向に立ってはいけません)

玄関の石の画像

一回転させて設置した場所は、元々根があった場所なので、少し掘ってある状態です。

石が傾かないように調整して土を入れ込んだら、周りに小さめの石を差し込んで、倒れないようにします。
それから土をかぶせます。

地下に水道管などが無ければ、深く掘って埋めて、『飛び石』代わりにしてしまってもいいかもしれません。
 
玄関の石の画像
 

手前の大きめな飛び石がなければ、四角いタイルを敷きつめて洋風にしたいのですが、けっこう大きい石です。

転がしながら移動はできるかもしれませんが、まったく別の場所まで移動させるのは大変です。

飛び石として、このまま生かす事にします。

玄関の石の画像
 

まず歩く場所を確保します。
厚みが薄めで、片面が平らな石を集めて、ポーチ側に形を合わせながら置いてみます。 

石の場所が決まったら、シャベルで石の形に合わせながら掘ります。

石が平らになるように、土を調節しながら埋めていきます。

石の出っ張り加減を同じにしないと、つまづきます。

私は表面の土を少し掘り返してから、いったん埋め戻し、『柔らかくなった土を掘って調整』しました。
難しい場合は『砂を引いて調整』すると楽です。

石がガタつく場合は、下に小石などを入れます。
 
玄関の石の画像
 
石の設置ができました。
4-『雑草対策』庭石のすき間に防草シートを設置
この石のすき間の『土の部分』に、雑草がはえないように『防草シート』を敷きます。
 
防草シートの画像
ダイソーの防草シート
100均の防草シートです。
 
庭石の画像
 
まず、石のまわりの土を『1センチほど取り除き』ながら、平らにならしていきます。
 
庭石の画像
 
ならせました!
 
スクレーパーの画像
 
シャベルも使いましたが、ヘラなどを使用すると楽です。
 
庭石の画像
 
奥の部分に並べる予定の、『花壇ブロック』をいったん置いてみます。
 
この花壇ブロックの下の土を、ブロックが安定するように少し掘ります。
 
花壇ブロックの画像
 

この花壇ブロックは、前住人の置きみやげです。

庭に半分埋まっていましたので、せっかくですので再利用します。

花壇ブロックの数はなんとか足りそうです。
洋風の花壇ブロックを混ぜて置く事によって、純和風の雰囲気を洋風に傾けていきます。  

防草シートの画像
 
防草シートを広げてみます。
 
防草シートの画像
 
手前の一角を防草シート用のピンで固定します。
 
防草シートのピンの画像
 
全体がプラスチックのピンです。
 
防草シートのピンの画像
 
これは、足で踏み込んで入れられるので便利でした。
 
防草シートの画像
 
防草シートを、やや大きめにカットしながら敷いていきます。
 
下の石の部分を『ホールケーキを切るように』、十文字に細かくハサミでカットします。
 
防草シートの画像
 

カットした部分を、石の脇に『なるべく土が表に出ないように』ヘラなどで差し込みます。

土が少しでも露出していると、雑草が浸食します。

庭石の画像
 
こんな感じで入れ込みます。
力がある方でしたら、いったん石を持ち上げて、防草シートを入れ込み、また石を乗せると完璧です。
 
どちらにしてもカットはしないと、防草シートがなじみません。
 
庭石の画像
 
防草シートの面積が広い部分は、浮きあがるのでピンで押さえました。
 
防草シートの画像
 
花壇ブロックの下にも、防草シートを入れ込みます。
 
庭石の画像
 
できました。

5-白い玉砂利を敷く

この防草シートの上に、砂利を敷き込みます。

今まで敷いてあった砂利もいくらかあるのですが、まばらな量しかありませんので、ここには別の石を用意しました。

玉砂利の画像
 
再利用の白い玉砂利をザルに入れて、洗って土を軽く落としてから使います。
 
庭石は、ジョーロとたわしでいったん洗います。

6-庭の砂利を再利用する為に撤去する方法

さらに花壇ブロックの奥側は、今まであった砂利を敷きます。
 
庭石の画像
 

今ある砂利を、いったん撤去して、土を平らにならします。

最初、砂利を撤去するのはシャベルでやっていたのですが、ゴム手袋をして手で取るほうが早くできました。

防草シートの画像
 

砂利を撤去したら、先ほどと同じ要領で、防草シートを入れ込みながら敷きつめます。

また同じように、撤去した砂利をザルに入れて、水で軽く洗って土を落としてから、再度敷き詰めます。

7-プランターボックス設置『コンテナガーデン』

サイドの砂利の上に、プランターボックスをつくります。

連結フェンス柵と植木鉢の画像

100均の『連結フェンス柵』とプランターです。
どちらもプラスチック製です。

連結フェンス柵の画像

フェンスは一列6個ずつ、2セットで計12個使います。

フェンス柵の画像

サイド側の砂利部分に、差し込んで設置しました。

下に敷いてある防草シートに、カッターで十字に穴を開けながら差し込みます。

手前の左下は排水管のふたがありますので、開けられるようにプラスチック製のタイルを被せました。

白い柵は『脇がはめ込みで連結』できるようにはなっています。
しかし外れやすいので、アクセントを兼ねて、ヒモで止める事にしました。

園芸用の縄の画像

100均の園芸用の縄です。

園芸用の縄の画像

斜めにそれぞれ2回ずつ巻いて、最後に縦に2回巻きつけて、固結びでカットしました。

フェンス柵の画像

こんな感じになりました。

ここに先ほどのプランターを引っ掛けるように置いて、プランターボックスとして使用します。

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8-植木鉢をシャビーシックに『塗装』して明るくする

植木鉢に塗料を塗る画像

プランターボックスに使う植木鉢を、白く塗装します。

白い塗料の画像
ダイソー 白 塗料

100均の水性塗料を使います。

スプレー式塗料でもきれいに塗装できるのですが、ハケを使用してムラを出し、わざとシャビーシックな感じに塗ることにします。

塗料とハケの画像

トレーは食品トレーの再利用です。
使用したらこのまま捨てられて便利です。

植木鉢の画像

前の家で使用していた、再利用の植木鉢です。

だいぶ古めかしいですが、軽く洗って白く塗ります。

古い植木鉢の画像

他にも再利用の植木鉢を、同じように塗装しました。

植木鉢の画像

白の分量が増えて、玄関前が明るくなります。

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9-『三角の法則』を使ってフラワースタンドを設置する

植木鉢スタンドと植木鉢の画像

アイアン製のフラワースタンドです。

植木鉢スタンドと植木鉢の画像

こちらで左の奥側に、高さを出したいと思います。

全体の配置が三角形になるようにすると、きれいに見えます。

園芸用の縄の画像

風で倒れないように、園芸用の縄で縛って止めます。

足元も防草シートのピンで、3カ所はさんで土に止めました。

植木鉢の画像

奥の背の高いワイヤー系の植物は、この家の先住の木です。

駐車場への砂利の通路に踏みつけられながら、たくましくはえていました。

植木の画像

最初は雑草かと思ったのですが、だんだん大きくなってきました。
きちんと植えればステキかもしれないと思い、植え替えてみました。

水も与えられないので、固く踏みしめられた土の下に、1メートル越えの根を張っていました。

植え替えにあたって根と同じ長さの茎部分を残してカットしました。
脇に出ていた茎もすべてカットしましたので、少し寂しい感じです。

木の根の画像

植え替え時は、『地上部分と地下部分を比例』させて同じにしないと、枯れてしまう事もあります。

トゲがあって、やや細長い丸い葉っぱ。
ワイヤーみたいな形状です。
何という名前の植物なんでしょう?

名前も分からないため、植え替え時期があっているかどうかも分かりませんが、予期せぬ場所に生えているよりはいいと思います。

なるべく深めに掘って、根に影響がないように植え替えました。

アイビーの画像

ホームセンターで購入した『アイビー』です。

アイビーの画像

アイビーと、ワイヤープランツを植えました。

ワイヤープランツの画像

この子たちはすぐに密集するので、すいている状態に植えます。

玄関アプローチの画像

右側の植物も庭に生えてきた先住の植物です。
どうやらテッポウユリのようです。

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10-『半日陰』におすすめの植物

グリーンはとりあえず増やせました。
あとは色が欲しいですね。

花の色数は抑えて、和モダンな雰囲気にしたいと思います。

コリウスとベゴニアの画像

玄関は北向きですので、半日陰でも大丈夫な植物を購入しました。

赤い斑があるコリウスと、ベゴニア系のお花の2種類です。

植木鉢の画像

プランターボックスのサイズに合わせて、100均で植木鉢を買いました。

植木鉢の画像

ちょうど3つ入ります。

寒い時期には、屋外がダメな植物もあります。

プランターボックスには植木鉢ごと入れて、時々植物の種類を変えたいと思っています。

玄関アプローチの画像

まだお花が小さめですが、こんな感じになりました。

和洋折衷で和モダンの坪庭風を目指してみたのですが、何とかなったようです。

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→【和風の石の玄関】を洋風にDIY【和モダン】坪庭風アプローチに!

11-今回使用した道具

  • 軍手:ホームセンター
  • 防草シートピン:ホームセンター
  • フラワースタンド:ホームセンター
  • 植物:ホームセンター
  • ゴム手袋:100均
  • 防草シート:100均
  • 鉢底石:100均
  • 鉢底ネット:100均
  • 植木鉢連結フェンス柵:100均
  • 園芸用の縄:100均
  • 植木鉢:100均
  • 花壇ブロック
  • 砂利
  • 白い塗料
  • ハケ
  • トレー
  • 養生用の下に敷くビニールなど
  • スコップ
  • シャベル
  • ハサミ
  • バケツ
  • ジョーロ
  • たわし
  • ザル
  • ヘラ
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