初心者も育てやすい【スーパーきゅうり】取りたてのキュウリが食べたい!

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初めてキュウリを育てた時の、『苗の購入~植え付け』までの記録です。

初心者目線で『キュウリの苗の選び方』や『苗の植え方』、初心者にありがちな『失敗談』も載せてあります。

目次

1-キュウリの苗の選び方

スーパーキュウリの画像

『スーパーきゅうり』の苗を購入しました。
葉が少し蓮っぽいです。

キュウリの画像

デルモンテが出している品種で、CMV(モザイクウィルス)の予防接種苗で病気に強い、初心者向きキュウリです。

【追記】→当時、キュウリの苗は大きい方がいいと思って選びましたが、キュウリは直根性と言って、根が弱い植物です。
あまり大きくならないうちに定植します。

小さすぎても定植に向きませんが、大きすぎると植え付けに失敗しやすくなります。

スーパーキュウリの画像

双葉が残っていて、本葉が3~4枚で濃い緑、茎が太くてしっかりした苗を選びます。

キュウリの画像

中央の細長い2枚の葉が『双葉(ふたば)』です。
双葉は芽が出た時に、最初に開く葉です。

その上の蓮の葉のような葉が『本葉(ほんば)』です。
双葉の次に生えてくる葉の事です。

ヒマワリの画像

さらに『葉と葉の間』の茎が、短くて太い物を選びます。

茎が長い苗は『徒長(とちょう)』した苗で、病害虫に弱くなります。

徒長とは、茎が細長くなってしまう状態を言います。

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2-狭い庭に省スペースで『つる支柱』を立てる方法

キュウリは『つる性植物』です。
つるを誘引する園芸支柱を設置します。

キュウリの茎は『つる』と呼びます。

通常、つる用の園芸支柱は、左右から人の字のように『山型』に立てるのが普通です。
しかし狭い庭にそれを作ってしまうと、かなり場所を取ります。

省スペースにする為に、園芸支柱を立てる土台を作る事にしました。

ブロックの画像

設置する場所に、コンクリートブロックを並べます。

ブロックの画像

土を掘って、半分以上埋めます。
下に石などがあると、後で支柱がささりませんので取り除きます。

ブロックの画像

土台ができました。

園芸支柱の画像

100均の園芸支柱です。
人の背丈くらいの長さまでが、収穫する時に手がとどきます。

園芸支柱の画像

支柱をブロック穴に均一にさして、倒れないように、土にもしっかりさし込みます。

園芸支柱の画像

できました。

フェンスなどに園芸支柱が固定できるのであれば、利用するのも設置が楽だと思います。

園芸支柱の画像

次に少し細い支柱で、斜めにクロスさせた支柱を作ります。

互い違いにクロスさせて、安定させます。

結束バンドの画像

固定は『屋外用』の結束バンドでとめました。

ワイヤーの画像
ダイソー アルミ自在ワイヤー 2ミリ

アルミワイヤーなどでも固定は可能です。

園芸支柱の画像

固定したら、結束バンドの余分な部分はカットしておきます。

園芸支柱の画像

同じように上部分にも、ななめの支柱を増やします。

園芸支柱の画像

同じく結束バンドでとめれば完成です。

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3-野菜用の土に入れ替える

ブロックの手前を深く掘って、苗を植える場所を作ります。

野菜用の土の画像
カインズ 野菜の土

ホームセンターで、野菜用の土を購入しました。

野菜用の土の画像

掘った場所はやや粘土質の土でしたので、深めに土を入れ替えました。

キュウリの画像

スーパーきゅうりの苗を、間隔をあけて植え付けました。
苗と苗の間は40~50センチあけます。

きゅうりの根っこは浅く広く張るので、場所があれば広い方がいいです。

植え付けの際は、根を崩さないようにそっと植えます。

キュウリの画像

植える深さも重要です。
苗の土部分と、植える場所の『土の高さ』が同じになるようにします。

深く植えてしまわないように、気を付けます。

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4-園芸支柱へ紐で固定する方法

キュウリの画像

キュウリの茎を、ガーデンクリップでとめます。

ガーデンクリップの画像

クリップの先は、支柱に止まるようになっています。
キュウリの茎部分に、ゆるみが持たせられます。

ビニールひもの画像
ダイソー 園芸用ワイヤー入りビニールひも

固定はワイヤー紐も使えます。

キュウリの画像

植えつけの時に『園芸支柱につるが届かない』場合は、短い支柱を仮に立てます。
割りばしでも大丈夫です。

植え付け初期に、風などで根が安定しないと、成長がとても悪くなる時があります。

ワイヤーひもで固定する方法です。

ワイヤーの画像

つる(茎)にワイヤーをかけて、数回ねじります。

つるは成長して太くなってきますので、ゆるみをもたせます。

ワイヤーの画像

園芸支柱側はしっかり固定します。

ちなみに短い『仮支柱』を立てる時は、根をさけて『ななめ』に支柱をさします。

ワイヤー紐の画像

ワイヤーの余分な長さはカットして、安全の為に下側に向けておきます。

麻ひもの画像
ダイソー 麻ひも120m

麻ヒモで固定する方法も同じです。

麻紐の画像

つるにヒモをかけて、数回ねじります。

麻紐の画像

つる側はゆるみを持たせて、支柱にヒモの両端をかけます。

麻紐の画像

どちらか一本を、支柱にぐるっと巻きつけます。

麻紐の画像

そのまま固結びをして、支柱側はしっかり固定します。

ヒモの切れ端は、1センチほどでカットします。

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5- 瓦チップで『ウォータースペース』を作る

『ウォータースペース』を作ります。
水やりの水が脇に流れてしまうのを防ぎ、水やりを効果的にする事ができます。

瓦チップの画像

瓦のリサイクル品、瓦チップを使用します。

瓦チップの画像

廃棄がしやすいよう空き容器などに、瓦チップとセメントを入れます。

セメントの画像
ダイソー 仕上げセメント

100均のセメントです。

セメントの画像

割り箸でかき混ぜます。

いっぺんに作ろうと思うと、うまくいきません。
瓦チップを3分の1位入れて、セメントを入れ、水を少しずつ加えながらよく混ぜます。

セメントは水を入れすぎないようにし、ソフトクリーム位の柔らかさにします。

セメントの画像

花壇のまわりを囲むように、隙間が空かないように、置くように設置します。

花壇の画像

反対側にも設置し、完成しました。

【追記】→ウォータースペースは、土を盛り上げるだけでも作る事ができます。

掘り返した土に水を混ぜて、田んぼのまわりのように、高さをつけて周りをぐるっと囲む方法です。

傾斜地で無い場合は、必要ない時がほとんどです。

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6- 瓦チップで『マルチング』をする

瓦チップをキュウリの株元に敷いて、マルチングをしたいと思います。

植物の株元を何かでカバーして、土の病原菌が雨などの跳ね返りで葉につくのを防ぐ事を『マルチング』と言います。

マルチングをする事によって、葉の病気の発生をかなり減らす事ができます。

キュウリのような真夏の植物で、土が乾燥しやすい季節の時も、マルチングをする事によって乾燥を防ぐ事もできます。

園芸支柱の画像

瓦チップをキュウリの株元に敷きました。

マルチングの素材は、通気性と通水性があれば、基本的に何でも大丈夫です。

アルミホイルの画像

アルミホイルは、アブラムシ除けにもなります。
その場合は、水がぬけるように、割りばしなどで多めに穴を開けておきます。

防草シートの画像
ダイソーの防草シート

防草シートでも問題ありません。

他にはワラなどが使えます。
ワラはホームセンターに売っている事が多いです。

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7- キュウリの苗が枯れた原因

キュウリの画像

一番左のキュウリの苗は、すぐに枯れてしまいました。

当時は猛暑が原因だと思っていましたが、植え付けの失敗でした。

キュウリの画像

苗が売っている時の入れ物、ポリポットを外した状態です。
この土と根のかたまりを、『根鉢(ねばち)』と言います。

キュウリは根が弱いので、根鉢をくずしてしまうと、簡単に枯れてしまいます。

この苗は、植える時に根鉢をくずしてしまった為、枯れてしまいました。

キュウリは『根鉢を崩さないように』、気を付けて定植をします。

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きゅうりの画像

→【スーパーきゅうり】が上に伸びない初心者にも分かる摘芯のやり方

今回使用した道具
  • デルモンテ『スーパーきゅうり』の苗→ホームセンター
  • 野菜用の土→ホームセンター
  • ガーデンクリップ→100均
  • ブロック→ホームセンター
  • 園芸支柱(身長位の長さ3本、やや短め4本)→100均
  • 結束バンド(屋外用)→通販
  • 瓦チップ→ホームセンター
  • セメント→100均
  • ヨーグルトの空き容器
  • 割り箸
  • ゴム手袋
  • ハサミ
  • シャベル
  • スコップ
  • ジョーロ

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