【シャクナゲの育て方】が分からない!超初心者が花殻つみをやってみました

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引っ越しで、前の家から持ってきて、庭に地植えした『シャクナゲ』の木。
春になって、大輪の花をたくさん咲かせてくれました。

シャクナゲは『剪定』ではなく、『芽つみ』という作業で樹形を整えます。

難しそうな作業ですが、シャクナゲは自然に形が整う事が多く、植える場所さえ間違わなければ、手間がかからない人気の庭木です。

目次

  1. シャクナゲは半日陰に植える
  2. シャクナゲの花殻つみのやり方
  3. 西洋シャクナゲ・プレジデント・ルーズベルト
  4. シャクナゲの剪定は芽つみをする
  5. シャクナゲは酸性の土を好む
  6. シャクナゲの水やりは注意が必要
  7. 今回使用した道具

1-シャクナゲは半日陰に植える

引っ越し作業で忙しく、放置状態だった『シャクナゲ』の木。

『暖かくなったら庭を何とかしないと』などと思いながら、ずっと気になっていました。

シャクナゲの画像

春になった4月の中頃の事です。
シャクナゲが、きれいな大輪の花を咲かせてくれました。

地植えのシャクナゲの木は、冬は水やりもあまり必要なく、低木で庭木に人気の植物です。

低い木ですので高低差を考えて、庭の手前側に植えました。

場所はお隣の家が近接していて、西日があたらない場所です。

根が浅く広くはるので、やや土を盛り上げて、深く植えないように注意します。

この場所は西日はあたりませんが、日当たりがいい場所です。

シャクナゲは半日陰を好みます。

樒の画像

夏の日差しを避けさせる為に、シャクナゲのすぐ南側に常緑樹を植えました。

『半日陰』とは、1日の内に『数時間だけ日が当たる』場所の事です。

家の東側や、今回のように西側に家が近接している場所が向いています。
まったくの日陰ではありません。

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2-シャクナゲの花殻つみのやり方

シャクナゲの画像

シャクナゲの花が咲いてから、1週間ほどが経ちました。
花に茶色のものが混ざって、少し散り始めました。

花が痛んできたら『花殻つみ』という作業をします。

シャクナゲの画像
花をつんだ様子と、つんだあとの葉の様子

花の付け根まですっぽり『手で包むように持って』、軽くもぎ取るだけの簡単な作業です。

しかし、シャクナゲの花殻つみは、とても大事な作業です。

花殻つみをしないと種をつけて、エネルギーをたくさん使います。
翌年に花が咲かない、原因にもなってしまいます。

種から新しいシャクナゲを育てる事もできます。
しかし、花が咲くまで10年くらいかかるので、普通はしないようです。

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3-西洋シャクナゲ・プレジデント・ルーズベルト

我が家のシャクナゲは、西洋シャクナゲです。

シャクナゲの画像

プレジデント・ルーズべルト
(Rhododendron-President-Roosevelt)

プレジデント・ルーズべルトの特徴です。
・黄色の斑が入る葉
・大輪でイチゴのようなピンク系の赤、中心が白い花
4月中ごろに咲く品種です。

シャクナゲは漢字では『石南花』や『石楠花』と書きます。

ルーズベルトはローズベルトとも呼ばれるようです。

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4-シャクナゲの剪定は芽つみをする

シャクナゲは、剪定の代わりに『芽つみ』という作業をします。

芽つみ時期は7月~8月頃です。

伸びた枝の先端に、新芽を付けます。
そこからどんどん、枝を伸ばしていきます。

伸ばしたく無い方向の新芽を取って、樹形を調整します。

シャクナゲの画像

枝の先端に、2つの葉の塊があります。
このままにしておくと、来春にそれぞれ花が咲きます。

シャクナゲの画像

お隣の方向に新芽を出していたので、外側の目を手でつみとりました。

シャクナゲの画像

花を咲かせすぎても元気が無くなるので、2つ並んでいた芽をひとつにしました。

病気の葉があれば、その都度、つみとるようにします。
歯の裏も時々チェックして、病気や害虫の卵が無いか見ておきます。

シャクナゲは芽つみをして、だんだんと樹形を整えていく植物です。

他の植物のように、思い切り剪定をして切ってしまうと、枯れてしまう事もあります。

シャクナゲは自然に樹形が整う事が多く、必要ない事も多い植物です。

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5-シャクナゲは酸性の土を好む

シャクナゲは『酸性』の『水はけがいい土』を好みます。
そばに植えたブルーベリーと同じです。

ブルーベリーは日なたを好みますので、違うのは日当たりですね。

酸性の土の画像
 

シャクナゲの土で検索すると、ツツジの土やブルーベリーの土が出てきます。

ブルーベリー用で用意した土がありましたので、すき込んでみました。

比率は
◆ピートモス2割
◆赤玉土2割
◆鹿沼土4割
◆腐葉土2割
の割合でブレンドしました。

ピートモスと鹿沼土が酸性です。

シャクナゲの画像
 

根に気をつけながら、シャクナゲの脇あたりを慎重に掘りました。
地上の枝の茂っている方向に、根も張っています。

シャクナゲの根はとても浅く張っています。
根を傷つけないように、小さいシャベルと手袋をした手でほとんど掘りました。

シャクナゲの画像
 
掘って空いた空間に、土を入れてならしました。
 
ちなみに、ツツジやシャクナゲを植えたあとに、またシャクナゲを植えると連作障害がおきます。
 
6-シャクナゲの水やりは注意が必要

地植えのシャクナゲは、根付いてしまえば水やりは基本的に必要ありません。

高山植物なので、水のあげすぎに注意します。

ただし、真夏は虫予防に、葉に霧吹きで水をかけてあげます。

乾燥が続く冬も、暖かい朝に水をあげます。

寒い日や夜に水やりをすると、霜柱になって根を痛めてしまいます。

根が浅いので、マルチングと言う、株元を何かでおおう事も有効です。

アジュガの画像

半日陰のグランドカバーの『アジュガ』を、株元に植えてみました。

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ローズマリーの画像

→鉢植えの【ローズマリー】が枯れてきた!初心者でも植え替えできる?

7-今回使用した道具
  • ビニール手袋
  • シャベル
  • ジョーロ
  • ブルーベリー用の土(酸性)

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