うさぎのしっぽ【ラグラスバニーテール】の育て方【秋の種まき】栽培記録

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小型でかわいいラグラス『バニーテール』の種まきは『秋』にします。

手間もあまり掛からず、丈夫で育てやすい植物です。

種まきで育てた後、収穫した『ふわふわの穂』を、着色して飾る事ができます。

目次

1-ラグラス『バニーテール』の育て方

ラグラスは『うさぎの尾』のような『ふわふわの穂』が可愛い、丈夫な一年草です。

ラグラスの中でも『バニーテール』は、背丈が低く、穂も小さい種類です。

種まきの時期は『秋』です。
冬越しをした春に、ふわふわの尾が開花します。

風通しが良く、『日当たり』と『水はけ』が良い場所でよく育ちます。

『水やり』や『肥料』の手間も、ほとんど掛かりません。

『暑さ』や『寒さ』にも強く、初心者にも育てやすい植物です。

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2-ラグラスの『種まき』のやり方

バニーテールの種の画像
株式会社 国華園 ラグラス バニーテールの種

ラグラス『バニーテール』の種です。

バニーテールの種の画像

種の大きさは細かいです。

ジフィーポットの画像
サカタのタネ ジフィーポット 丸型8センチ30個入り そのまま植えられる鉢

丈夫な植物ですので、植える場所が決まっていれば『直まき』も可能です。
植木鉢に直接種まきをして、間引きながら育てる事もできます。

今回は『ジフィーポット』に、種まきをしました。

『ジフィーポット』は紙コップのような形で、成長した苗を『そのまま定植できる』容器です。

ラグラスは移植が苦手ですので、植え替え時に根を触らなくてすみます。

ポリポットの画像

種まきは、ポリポットなどでもできます。

ポリポットとは、花の苗などを購入した時に、植えてあるビニール製の鉢の事です。

ジフィーポットの画像

『トレー』に乗せた『ジフィーポット』に土を入れます。

シューズボックスの画像
ダイソーのシューズボックス

トレーは100均の、シューズボックスのフタを使っています。
浅いトレーでしたら、何でも大丈夫です。

土はあらかじめ、『たっぷりの水』で湿らせておきます。

バーミキュライトの土の画像
ダイソー バーミキュライト

土は今回は、バーミキュライトを使いました。

挿し木用の土の画像
花ごころ さし芽種まきの土

赤玉土や、種まき専用の用土も使用できます。

ジフィーポットの画像

ひとつのポットに2~3粒ずつ、偏らないように種をまきます。

ジフィーポットの画像

薄く土をかけて、種が流れないように注意して水やりをしました。

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3-種まきの『水やり』の仕方と『置き場所』

発芽まではトレーにたまった水を捨てずに、乾かさないようにします。

置き場所は、明るい日陰に置きます。

ラグラス バニーテールの画像

種まきから6日めです。
発芽しました。

芽が出たらすぐに、『日当たり』と『風通し』の良い場所に移動します。

『水やり』の仕方も変えます。

トレーの水を捨てて、朝の水やりの水が、夕方までにはだいたい乾いているようにします。

ハスロを付けたジョーロで毎朝、水やりをします。

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4-『肥料』の与え方

ラグラス バニーテールの画像

発芽から9日めです。

ラグラス バニーテールの画像

バニーテールは少し『密植』しても大丈夫ですが、場所が偏ってしまったので少し間引きました。

薄めた『液体肥料』を与えながら、もう少し育てます。

まだ小さいので、500ミリリットルのペットボトルだと『数滴』という、とても少ない量です。
『様子を見ながら』、一週間に一度程度与えます。

肥料の画像
ハイポネックス原液 800ml

『液体肥料=液肥(えきひ)』は、いったん水やりをして『水分を行き渡らせてから』、改めて与えます。

ラグラスバニーテールは、肥料をあまり必要としません。
肥料を与えすぎると、茎も穂も長くなってしまうので気をつけます。

肥料は迷ったら『少なめ』にします。
肥料を追加するのは簡単ですが、除去するのは難しいからです。

ラグラスバニーテールの画像

『鉢植え』などで肥料が不足すると、葉の先が黄色くなります。

地植えの場合は、肥料はあまり必要ありません。

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5-植木鉢への植え方

ラグラスバニーテールの画像

発芽から1ヶ月がたちました。
だいぶ育ってきています。

ラグラスバニーテールの画像

さらに発芽から2ヶ月めです。
本葉が増えました。

発芽の『双葉の次』に生えてくる葉を、『本葉(ほんば)』と言います。

ラグラスバニーテールの画像

発芽から3ヶ月です。
地上の姿はそれほど変わりませんが、ジフィーポットの底から根が出ています。

定植をしたいと思います。

植木鉢の画像

植木鉢に鉢底石を入れます。

植木鉢の画像
ダイソー White Garden 植木鉢 6号

鉢底石は後々の管理が楽なように、ネットに入れてあります。

植木鉢の画像

植木鉢に3分の2ほど土を入れます。

土の画像
カインズ 花の土

土は一般的な花用の培養土を使用しました。

地植えの場合は、日当たりと水はけの良い場所に定植します。

根がよく張るので、大株にしたい場合は、大きな植木鉢か『地植え』にします。

ラグラスバニーテールの画像

ジフィーポットを入れて、周りに土を入れます。

ラグラスバニーテールの画像

土部分を、上から軽く抑えて安定させます。
最後にたっぷり水やりをします。

春になるまで、『日当たり』と風通しの良い場所で育てます。

寒さには強いですが、極端な寒風の当たらない場所に置きます。

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6-ラグラスバニーテールの『水やり』の頻度

ラグラスは加湿に弱く、乾燥ぎみを好みます。

ジョーロの画像

今回はジフィーポットで『根がしっかり張っています』ので、やや乾燥してしまう位の水やり頻度にします。

成長してからの水やりは『土が乾いてから』、株元に『たっぷり』与えます。
たっぷりとは『植木鉢の底から、水があふれ出る』までです。

『乾燥ぎみ』とは、水やりの水の量を少なくする事ではなく、『水やりから、次の水やりまでの期間』を長くあける事です。

地植えの場合は、根付いてしまえば、基本的に水やりは必要ありません。

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7-ラグラスは春が開花の時期

早春になりました。

ラグラスバニーテールの画像

冬の間は、じっと寒さに絶えている雰囲気でしたが、一気に成長を始めました。

ラグラスバニーテールの画像

春、桜が咲く頃に開花を始めました。

ラグラスバニーテールの画像

ふわふわの『うさぎのしっぽ』です。

ラグラスバニーテールの画像

開花を確認してから、2週間後の様子です。
満開になりました。

庭の画像

ひと株は地植えにしました。

ラグラスバニーテールの画像

成長が早く、6号の植木鉢では根がいっぱいになっていました。

土質は悪くありませんが、水はけが良い場所を好むため、土を盛り上げるように高植えをします。

ラグラスバニーテールの画像

大きな植木鉢や、地植えにすると、大株に育ちます。

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8-『ドライフラワー』にする方法

ラグラスバニーテールの画像

ラグラスバニーテールを『収穫』して、ドライフラワーにします。

麻紐の画像

長さを揃えて、茎を輪ゴムや麻ひもなどで束ねます。

ラグラスバニーテールの画像

風通しの良い、直射日光の当たらない場所につるして、乾燥させます。

ピンチハンガーの画像
ダイソー ステンレスハンガー(8ピンチ、丸型)

吊す方法は何でも大丈夫ですが、洗濯物用のピンチハンガーが良く乾きます。

ラグラスバニーテールの画像

2週間程度たって、完全に乾燥すれば出来上がりです。

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9-ドライフラワーを『染める方法』

ドライフラワーにした、ラグラスバニーテールを染色したいと思います。

塗料の画像
ダイソー ラッカースプレー

柔らかい仕上がりにはなりませんが、100均のスプレーで気軽に染めてみたいと思います。

フワフワの感触を残したい場合は、ドライフラワー用の塗料も売っています。

段ボールの画像
大きめの段ボールを用意します。
ビニール袋の口を小さくして、塗料が飛ばないようにします。

園芸給水スポンジの画像
ダイソー 園芸吸水スポンジ 長方形

生け花用のスポンジや、発泡スチロールを使います。

ラグラスバニーテールの画像
ラグラスどうしが重ならないように、適当にスポンジにさします。
1センチほど差し込めば、大丈夫です。

ラグラスバニーテールの画像
段ボールの中で、スプレーで染色します。
20センチ位離して、スプレーをよく動かしながら、少しずつまんべんなくスプレーします。

スポンジ部分を持ち上げて、逆さまにして、裏部分にもスプレーします。

大きい段ボールが用意できない場合は、スポンジを小さくカットして、ラグラスを小さくします。

ラグラスバニーテールの画像
ややベージュがかった、やさしい白に仕上がりました。

ラグラスバニーテールの画像

ブルーを一度スプレーした後に、さらに白を重ねたブルーグレーも作りました。

ラグラスバニーテールの画像

かわいいスワッグを作ってみました(*^_^*)

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ローマンカモミールの画像

→ローマンカモミール【植物の医者コンパニオンプランツ】種まきと育て方

今回使用した道具
  • ラグラス・バニーテールの種:通販
  • ジフィーポット:通販
  • 液体肥料:通販
  • 花用培養土:ホームセンター
  • バーミキュライト:100均
  • トレー(シューズボックス):100均
  • 植木鉢:100均
  • 鉢底石:100均
  • 麻ひも:100均
  • ピンチハンガー:100均
  • ラッカースプレー:100均
  • 園芸吸水スポンジ:100均
  • ゴム手袋:100均
  • シャベル
  • ジョーロ
  • 段ボール
  • ビニール袋

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